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11歳で左の卵巣を摘出。「子どもができにくいかも」と悩んできた私が妊娠するまで

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地元で有名な産婦人科医の方に言われた一言。

「いままで1000人以上、患者さんを見てきたけど君のような患者さんは初めてだよ」

そう言われた理由は、私が当時11歳にも関わらず卵巣嚢腫になり、左の卵巣をほとんど摘出したからでした。

卵巣嚢腫は誰にでも起こりうる病気ですが、まさか小学生の月経前になるとは思いもしませんでした。

ある朝、突然の腹痛でそのまま緊急入院し、12針縫う手術。

小学生の私にとってはとてもショックでした。

さらに追い打ちをかけた言葉は「将来子供ができにくいかも」とのこと…。

以来28歳で妊娠するまでの17年間、思春期に入り恋愛をして好きな人ができても、結婚を夢に見た人ができても常に

(あぁ、私は子供ができにくいからちゃんと伝えなきゃ…)

と臆病になってしまいました。

また、子供が大好きで将来は家族を持ちたいと強く願っていたので、本当に不安でたまりませんでした。

その後、私は術後経過観察の結果も良く、いままで特に問題も無くきており、成人を超えたあたりから他の産婦人科医の方に

「卵巣嚢腫になったからって絶対赤ちゃんが産めないなんてことはないよ」

と言われ、とても励まされましたが、次々に結婚、妊娠する同級生を見ては正直涙が出ました。 関連記事:何気なく行った検診で子宮筋腫が24個も発覚!”開腹手術”や”子宮全摘”と言われながらも子どもがほしい!産むことはできる?

そんな時、私の体を受け入れてくれる主人に出会い、正直に過去の病気のことを打ち明け、子供ができにくいと理解してもらった末に結婚しました。

そして妊活を初めて3ヶ月経った時、なんと妊娠することができました!

ありきたりですが、この喜びは今まで生きてきた中で一番嬉しかったです。

そしてあまりにも短い期間で妊娠することができたので、17年間悩みに悩んだあの日はなんだったんだろうと思いました。

前置きが長くなってしまいましたが、そこで私のような過去に卵巣嚢腫を患った人でもこのように妊娠できたよという事を記録したいと思います。

まず妊活スタートの月に健康診断、子宮ガン検診、歯科検診に行きました。

健康診断などの結果は問題なかったのですが、虫歯治療を完了させるため一ヶ月歯医者に通いました。

また、不妊治療になるかもしれないと年間50万円を貯めるという目標を掲げ毎月3万以上貯金も同時に始めました。

妊娠する前からコーヒーの飲み過ぎによる体の冷えを防止したり、三食きちんと野菜や魚を取り入れた料理を食べ、妊娠前から葉酸も飲むようにしました。

排卵日前にはドューテストの排卵検査薬で毎日2回ずつチェックし、主人と協力して妊活をしました。

排卵日2日前、排卵日当日、排卵日の次の日と3日間は集中して妊活に励みました。

主人は大変だったと思いますが、お互い子供が欲しかったのでそこは頑張りました。

やはり初めにきちんと自分の体の事を主人に話しておいて良かったと本当に思いました。

排卵検査薬の色が濃くなってきた頃を見計らって妊活をし、生理予定日を5日ほど過ぎた時には出来た!と思いましたがその月は生理が来てしまいました。

次の月は必ず!と意気込み、湯船にしっかり入り足首を冷やさないようにして、とにかく残りひとつの正常な卵巣もちゃんと活動してくれるよう念を送り、また排卵日2日前と排卵日当日に妊活しました。

そしてその月、生理が一週間遅れたので妊娠検査薬を試したところ、陽性が出ました。

その後、胎嚢が確認できる日数まで産婦人科医に行くのを待ち、とにかく毎日祈るように過ごしました。

そして無事に胎嚢が確認でき、心拍も確認できたので一安心しました。

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