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無防備な姿で蚊だらけの公園に行った結果、顔中ボコボコに刺された娘。でも、今年の我が家の秘密兵器は…!?

無防備な姿で蚊だらけの公園に行った結果、顔中ボコボコに刺された娘。でも、今年の我が家の秘密兵器は…!? f:id:akasuguedi:20160614084217j:plain

夏は私の大好きな季節。ただ、ひとつだけ欠点をあげるとすると、それは…「蚊」。

もう21世紀にもなってスマホ1台でなんでも解決できるような時代なのに、なんで人類はいまだ蚊に刺され続けているのだろう。

一昨年、蚊が媒介するデングが話題をかっさらったのも記憶に新しい。奴らはやばい。マジやばい。本当にうまいものを知っている。そこらのグルメレポーターも真っ青の、味の違いがわかる美食家なのだ。だって、今年アラフォーに突入した私が色々丸出しで寝ていても全く興味を持ちやしないのに、すぐ隣で寝ているプニプニもっちりプルンプルンの赤ちゃんだけをめがけて近寄ってくるんだもの。

私の血なら代わりにいくらでも差し出すから、赤ちゃんにだけは手を出さないでもらえないだろうか。え?コレステロールでドロドロの血液なんていらねえよって?うるさいよバカヤロー。

あれは娘が生まれたばかりの夏。ベビーカーを押して公園へ行くと、そこは蚊の楽園だった。まだ虫よけの必要性もよくわかっていなかった新米ママの私は、素肌を晒したままの全く無防備な姿で、獲物を待つ蚊の大群の中に突っ込んで行ってしまったのだ。

あまりの蚊の多さに驚いてすぐにその場を撤退したけれど、時すでに遅し。なぜか娘の顔面ばかりを狙ってきた蚊のせいで、天使のようなプニプニフェイスが見るも無惨に何箇所も赤く腫れ上がってしまったのだ。

蚊を手で払うこともできない娘だけをピンポイントで狙い撃ちするなんて…許せん!

その夜、部屋の明かりを消すと、再びどこからともなく聞こえてくる、あの、不快な音。

プゥゥゥゥゥゥーーーーーーーン…

すぐに明かりをつけて周囲を確認すると、途端に音の主はいなくなる。そしてまた、部屋を暗くすると…

プゥゥゥゥゥゥーーーーーーーン…

バシッ!! 「や、やったか!? !?」

ピプゥゥゥピプゥゥゥーーーーーーーン…

音のする方向へ向かって手当たり次第叩いてみるが、当たるはずもなく。イライラを増幅させるあの音だけがむなしく私の頭上を飛び回る。

昼間、私の判断ミスで娘の顔をボコボコにしてしまったことを思うと、もう二度と娘の血を吸わせてやるものかとメラメラ闘志が湧いてくる。でも狡猾な奴らはヒラリヒラリと身をかわし、私の手を華麗にすり抜けていくのだ。

次第に目が慣れてきたのか、豆電球の明かりでも、空中を飛んでいる黒い物体が見えるようになってきた。

蚊の行く先をじっと目で追う。焦るな、焦るな私。

そして、スヤスヤ眠る娘のおでこに、図々しくも止まった蚊。昼間散々刺された娘の顔に、またもや針を下ろそうとしている。手も足も出てるのに、なんでまた顔面なのか。もう私の目には憎き蚊しか見えていなかった。

「今だっっ!!」 バシッ!!

「とった!!!とったどーーーーー!!!!」

「ふ、ふぇぇぇぇ〜〜〜ん」

勝利を収めたと同時に、安らかな眠りを邪魔されて大泣きし始める娘。生まれて初めて母から理不尽な平手打ちをくらった瞬間であった。

今年もまた、奴らの季節がやってきた。

我が家の最寄りの公園は、周囲に池があるせいか今年も尋常じゃなく蚊が多い。公園へ繰り出すと、待ってましたとばかりに蚊の大群が現れる。

でもね。もう何の対策もなくやられっぱなしだったあの頃とは違うのよ。

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ジャーン!見て。これ。ぱちくりお目目のバッヂみたいでかわいいでしょ。

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