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ヒーロー同士が戦うアメコミ映画が今年公開された理由

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J-WAVE月曜−木曜の朝6時からの番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR Ora2 MORNING INSIGHT」。6月14日(火)のオンエアでは、映画評論家の松崎健夫さんが登場。「アメリカ映画を見れば、今の政治がわかる」をテーマに、エンタメ大作と政治との驚きの関係を解説してくれました。

「『バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生』や『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』など、いろいろな原作がある中であえてヒーロー同士が戦う題材が選ばれたのは、2016年だからだと思うんです」

松崎さんが挙げた2作は今年の春アメリカで公開されましたが、過去のシリーズと異なるのは“ヒーロー同士が自らの正義に基づいて戦う”という構図。松崎さんは、この構図を現在のアメリカ政治に反映してみると、この2作が今春公開された理由が見えてくるといいます。

「ハリウッドは今年のこの時期にアメリカ大統領選があることはわかっていたはず。ハリウッド映画はいつも仮想敵国を作って正義を描きますが、今年のアメリカ国民は外ではなくて国内で戦っていることのほうに意識が向いている、と読んだんじゃないかと思います」

それゆえに、それぞれの正義感を持つヒーロー同士を戦わせ、まさにヒットしたと分析。さらに、大統領選が決着する頃に公開されるのが、1996年にエイリアンの襲来を描き世界中で大ヒットした『インディペンデンス・デイ』の続編となる『インディペンデンス・デイ:リサージェンス』。『インディペンデンス・デイ』といえばクライマックスの民衆に向けた大統領演説が印象的ですが…。

「つまり、外からの大きな敵が来たときに、強い大統領がこれからアメリカを引っ張っていくんだということを当てにいこうとしているんです」

正義同士が国内で戦い、勝ち残った大統領が外敵と戦う。松崎さんの分析するように、アメリカの今後の政治動向が反映されているのかもしれません。

となれば、大統領のタイプが気になるところですが、ここで松崎さんが挙げたのが7月1日(金)に公開される『ブルックリン』。1950年代、アイルランドからニューヨークに移住し、たくましく生きる女性を描く物語です。実はこの作品、アカデミー賞の時期までほとんど評価されておらず、ノミネートされてから評価が上がったのだとか。

「この作品の評価軸は、実はヒラリー・クリントン氏に対する評価軸と似ているんです。強い女性が引っ張っていくというのが、今アメリカで望まれている形なのではないかと。だからヒットしたのではないでしょうか」

ハリウッドのエンターテイメントの大作は、アメリカの政治動向を予言しているのかもしれませんね! 6月15日(水)の「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」では、こちらもアメリカの世情を映し出すディズニープリンセスに注目! そして「動画映え」するウェディングドレスは? ジューンブライドにふさわしい話題をお楽しみに♪

【関連サイト】
「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」公式サイト
http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/index.html

6月の花嫁「ジューン・ブライド」の由来は?(2016年06月05日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/06/6.html

nicoが結婚式の司会でお願いされて困ること(2016年05月26日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/nico-1.html

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