梅雨どきにおすすめ、子どもが喜ぶ「家あそび」6

家の中にこもる日が増える梅雨どきは子どもも外で遊ぶ機会が減り、時間と体力を持て余しがち。せっかくなら家の中でも楽しく遊んでいて欲しいものです。そこで、2児の母であり、「育児とくらしの工作家」として活躍している吉田麻理子さんに、子どもが夢中になれて、準備も簡単な「家あそび」を教えてもらいました。
遊びその1.「写真でつくる、家族すごろく」
家族旅行や日常のハイライトなどを切り取った写真を利用した手づくりのすごろく。「吹き出しには、写真を撮ったときの思い出に合わせたコメントを入れつつ、『ロマネスコを取った!1つすすむ』『ニイニを引っ掻いてだめだよといわれる。1回休み』のように、思い出と絡めたすごろく遊びのルールも書いておくと盛り上がります。スタートからゴールまで家族と一緒に過ごした日々の写真を使うことで、その時々の思い出が子どもたちにも蘇ってきて会話もはずみます」(吉田さん、以下同)

【画像2】家族それぞれの写真を紙にプリントしてコマに(写真提供/吉田麻理子)
遊びその2.「ダンボール箱でおうちづくり」
段ボール箱を使って子どもと一緒にお部屋を再現する遊び。「自宅の部屋を再現してみたことで、『ここには何があったかな』と見直しながら、それぞれ分担して一緒につくることができました。テレビも『どんな番組にしようかな』と子どもと一緒に考えるのも楽しいですよ。皆で想像力を働かせて、夢のリビングをつくってもいいと思います」
【画像3】色紙や絵の具を使って段ボールの中にお部屋を再現。家族の写真を紙にプリントして段ボールに張れば、ごっこ遊びもできる。右端にあるテレビモニターには子どもたちが好きだという番組の写真を入れている(写真提供/吉田麻理子)
遊びその3.「ストローをつなげて、実験してみる。」
ストローは何本までつなげられるのか? そんな自発的な子どもの実験心を刺激する遊び。「お子さんによるかもしれませんが、3歳くらいから周りにあるものに興味を持ちはじめて、いろいろな実験をするようになります。ストローもそんな実験心を満たすアイテムのひとつ。どれくらいつなげることができるか、夢中になること間違いなしです」