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街乗りでこそ力を発揮するコンパクトさと「nimble(俊敏さ)」【東京スマート軽ライフ】

自動車ライター、塩見智さんが軽自動車に約1ヵ月間乗り、東京での軽ライフをリポートする「東京スマート軽ライフ」。高級車が溢れる東京での軽ライフを赤裸々につづっていく。今回はアルトワークス編の第2回。

▲コンパクトボディと最小回転半径4.6mの小回り性能のおかげで都心の混雑をかいくぐるように走り回ることができるアルトワークス。写真は箱根に行ったときのもの

▲コンパクトボディと最小回転半径4.6mの小回り性能のおかげで都心の混雑をかいくぐるように走り回ることができるアルトワークス。写真は箱根に行ったときのもの

コンパクトさは使いやすさ

軽自動車を日常の足として使い始めて10日ほどたった。相変わらず使いやすい。コンパクトさというのはひとつの立派な性能なんだとあらためて気づかされた。例えば切り返しをする機会が格段に減った。交差点ではくるりと余裕をもって一発でUターンできるし、狭い駐車場での出入庫もまったく気を使わない。縦列駐車も一発で決められる。

最小回転半径4.6mは立派だ。この値が5mを切る車は小回りの利く車といえる。こういう”小さいことによる使いやすさ”は何度も体験することで蓄積され、愛着につながる。スーパーの駐車場で、永遠に続くんじゃないかと思わせる切り返しをしながら、いつまでも駐車できないでいる大きな車のユーザーを見ると、見栄というのは罪深いものだなと考えこんでしまう。

見栄の街、東京では軽はネガティブ要素なのか

大前提として、車を借りて取材をしながら大変失礼な話なのだが、この企画を始めるに際して、高級車や最新の車が多い東京で軽自動車を使っていると、なんとなく引け目を感じるんじゃないかと予想していた。そう感じたらそう感じたと正直に書けばよいと考えていたのだが、今の段階ではネガティブな思いをしたことはない。都心のガソリンスタンドでも、ホテルの駐車場でもていねいに扱われたし、信号待ちで高級車と並んでもああそうですかってなもの。

ただ一点、高速道路でも一般道でも割り込みされやすいのは間違いない。「順番としては僕の後ろでもよかったよね」「ミュルザンヌだったら絶対入ってこなかったよね」などと思わざるを得ない状況が、時々ある。まだたかだか10日程度しかたっていないので、もっといろんなところへ行って自分の感情をチェックする必要がある。ゴルフ場はひとつの試練になるんじゃないかと予想している。

▲10日間使っただけで、なんだかアルトワークスが体になじんできた

▲10日間使っただけで、なんだかアルトワークスが体になじんできた

軽量こそが「nimble(俊敏さ)」のカギになる

それにしてもアルトワークスは速く、軽快で、走らせて楽しい。海外の自動車雑誌を読んでいると、スポーツカーのページに「俊敏」とか「すばやい」を意味する英語の「nimble」というワードがしばしば出てくる。アルトワークスがまさにそれ。狭いうえに混雑した東京砂漠を駆け巡るのに最適な1台だ。

軽快な身のこなしの一番の理由は車両重量の軽さにほかならない。わずか670kgしかないので、660cc直3ターボエンジン(最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.2kg・m/3000rpm)が発する限られたパワーでも十分以上なのだ。

▲ジャッキアップしてみた。底面を見て、そのシンプルなレイアウトに驚く。部品配置を全面的に刷新し、先代よりも大幅な軽量化を果たしながら剛性アップを実現したという

▲ジャッキアップしてみた。底面を見て、そのシンプルなレイアウトに驚く。部品配置を全面的に刷新し、先代よりも大幅な軽量化を果たしながら剛性アップを実現したという

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