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無意識に食いしばりってない? 歯や顎が痛い原因、気付いてないかも

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歯やあごの痛みがある場合、その原因のひとつに「歯の食いしばり」があります。無意識に歯を食いしばることによって、体のいろいろな部分に不調をきたす可能性があるようです。

今回は歯の食いしばりについて、医師に詳しい話を聞きました。

歯を食いしばってしまう原因は何ですか?

作業に集中しすぎたり精神的に緊張すると、自律神経のひとつの「交感神経」が過剰にはたらくことで噛む筋肉が緊張し、歯を食いしばってしまいます。

日常の中では、パソコン作業、ゲーム、車の運転などが原因になりやすいです。

歯を食いしばると、どんな不調があらわれますか?

食いしばりは、大きく3つの不調をもたらします。

1.歯への影響

歯は人体の中で最も固い組織ですが、それでも食いしばりが続くと、擦り切れたり割れたりすることがあります。入れ歯・差し歯・被せものが取れたり壊れたりすることもあります。

2.歯茎への影響

歯を支える歯茎に負担がかかり、歯周病や知覚過敏になります。

3.あごへの影響

あごの骨や関節(耳の前にあります)にも負担がかかり、顎関節症(がくかんせつしょう)になり、痛んだり、口を大きく開けられなくなったり、開ける時に「コキッ」と音が鳴ったりするようになります。

顎関節症は、全身のゆがみにつながり、肩こりや姿勢の悪さ、頭痛や疲れにつながります。

無意識に食いしばってしまう人は、どう対策したらいいですか?

まずは意識的に対策を行いましょう。

【食いしばり対策の例】

・作業中には、意識して上下の歯を離す

・定期的に深呼吸やストレッチをする

・「スプリント」と呼ばれるマウスピースをつける(歯科で作ることができます。)

食いしばらないよう意識するだけで予防としてはかなり有効です。

しかし就寝時に歯ぎしり癖がある場合は、意識して止められるものではありません。歯が擦り減ってしまう前に歯科・口腔外科で相談しましょう。

【顎関節症の傾向がある場合の対策】

顎関節に負担をかけないために、以下のことを心がけましょう。

・頬杖をつかない

・うつぶせで寝ない

・フランスパン・タコやイカなどの固い食品を避ける

病院に相談する場合 、何科にかかればいいですか?

歯科や口腔外科に相談します。

医療機関では、歯や歯茎、顎関節の診察を行い、必要な場合はレントゲンやMRIを撮影します。

スプリント(マウスピース)を作ることが多いです。顎関節症の治療としては、顎関節への潤滑剤注入、重症の場合は手術を行うこともあります。

最後に医師からアドバイス

噛むことは人間にとって非常に重要です。人間は本来は髪の毛一本を噛んでも分かるぐらいに繊細な機能を持っています。

食いしばりの癖がある方は、仕事中などに「無意識に食いしばっていないかな?」と意識して確認をしてみるといいですね。

(監修:Doctors Me 医師)

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