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マンガ『るろうに剣心』に学ぶ、自分より優秀な後輩に出会ってしまった時に思い出したい言葉――大事なことは全部マンガが教えてくれた

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(©和月伸宏 / 集英社)

「マンガ」のあるシーン・ある言葉に、ハッと気づきを与えられたこと、勇気づけられたこと、ありますか?

普通に仕事をしているだけでは、なかなか気づくことのできなかった考え方など「マンガから学べた!」ってこと、あると思います。そんな仕事に人生にジンジン効いてくるマンガの1フレーズを、紹介する「大事なことは全部マンガが教えてくれた」シリーズ。今回は、明治維新後激しく変化する時代の中を生きる侍の姿を描いた人気マンガ『るろうに剣心』(©和月伸宏 / 集英社)より、自分より優秀な後輩に出会ってしまった時に思い出したい言葉をご紹介します。

■自分より優れた後輩に対して、どう接するか

ビジネスパーソンとして経験を積んでいく中で、自分より優れた実績を残す後輩に遭遇することは十分に起こりえることです。

最初の内こそ、後輩に負けていられないと、対抗心を燃やして努力するも、それでも差がなかなか埋まらず、いつの間にか諦めてしまう。その一方で、自分も必死に努力していた分、その後輩に敵わないという事態をなかなか受け入れることができない。

そんなジレンマを抱えることもあると思います。

そんな自分より優秀な後輩に出会ってしまった時に思い出したい1フレーズがこちら!

“闘いもせず尻尾を巻いた負け犬が

偉そうに吠えるな”

(©和月伸宏 / 集英社)

かつて人斬り抜刀斎と恐れられた緋村剣心は、その後継者とされた志々雄真実の野望を阻止するため、かつて新撰組三番隊組長をつとめた斎藤一らとともに、志々雄のアジトに乗り込みます。

アジトで待ち構える、十本刀と呼ばれる志々雄の部下と戦う剣心たち。破戒僧の安慈を倒した先に待ちかまえていたのは、心眼をもつ盲目の剣士、宇水でした。

宇水はかつて志々雄と敵対していましたが、隙があればいつでも志々雄を殺していいという条件で志々雄の仲間になった剣士。志々雄によって奪われた視力を補って余りある「異常聴力」によって、相手の動きを読む「心眼」を武器に十本刀へとのし上がりました。

斎藤は剣心らを先に行かせ、宇水の相手を引き受けることに。その戦いの中、持ち前の洞察力で宇水の本心を見抜きます。

それは宇水が自身の心眼の正体を明かした際のこと。志々雄に光を奪われたことを話しながら、笑みを浮かべていた宇水。本来恨みつのる忌まわしき過去のはずなのに、笑みを浮かべながら話した宇水を見て、齋藤は「ああ、こいつは復讐をあきらめている」と悟ります。

「『心眼』を得て自分はより強くなったと思った

だが再会した志々雄は死線をくぐりぬけそれ以上に強くなっていた

闘ったところで敗北は必至

そしてお前のそれまでの人生全ては無駄に帰す

そこでお前は志々雄の誘いをスキあらば

いついかなる時でも殺していいという条件付きで受け入れることにした

そうやって常に狙うフリをしていれば

少なくとも周囲の人間には自分の敗北を悟られずにすむ…」

(©和月伸宏 / 集英社)

宇水の秘めた心の内をそう表した斎藤。見事に言い破られ、逆上する宇水。

そんな宇水に対して斎藤が告げた言葉が、上記のものです。

■吠えるだけの負け犬にはなるな

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ビジネスパーソンとして最も避けなければいけないのは「偉そうに吠えている」だけの状態です。

自分より優れた後輩を認めきれずに、会議などでその後輩が出した意見に対して、ただ反対意見だけを述べ続け、「形だけ」でも自分が優位に立とうとする。経験を積んでいる分、その反対意見自体は理にかなっていて、だからこそ周りも何も言えず、ただアイデアが却下されていくだけの会議になってしまう。

それこそがまさに、「偉そうに吠えている」だけの状態といえるでしょう。

ネガティブチェック自体はとても大切な事ですが、肝心なのは「ダメな部分があるのなら、それをどう改善するか」です。重箱の隅をつつくかのようにダメな部分だけを指摘すること自体は、誰にでもできることなのです。ダメな理由を見つけられたのであれば、何をどうすればそれが改善できるか、という意見もセットで提示する。それこそがビジネスパーソンに求められていることです。

自分より優れた後輩の存在を認めることは難しいことかもしれません。しかし仮にその状態になったとしても、自分の存在が全否定されるわけではありません。内心諦めつつも対外的に優位な「ポジション」を取ろうとする行為は自身の成長を妨げるだけです。謙虚に自分との差を認め、学び、自身を成長させていく力に変えていきたいものです。

>>『大事なことは全部マンガが教えてくれた』シリーズ 大事なことは全部マンガが教えてくれた

監修:リクナビネクストジャーナル編集部

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