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小澤征爾、3か月連続CDリリース第1弾「バルトーク:歌劇《青ひげ公の城》」発売&「小澤フェア」も開催

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小澤征爾のCDが3か月連続でリリースされることになり、その第1弾である「バルトーク:歌劇《青ひげ公の城》」が本日6月8日に発売された。

これは、2011年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本での公演をライヴ収録したもの。小澤征爾が4公演指揮する予定だったが、初日と最終日のみの指揮となってしまったもので、2公演のみの収録にも関わらず、ソリストとオーケストラが小澤征爾の渾身の指揮に見事に応えた鬼気迫る名演だ。2012年に発売が予告されていながら、諸般の事情で延期になっていた貴重な公演の記録がいよいよ発売となった。

バルトークによる唯一のオペラ作品である《青ひげ公の城》はシャルル・ペローの童話「青ひげ」を元に、ベラ・バラージュが台本を作成、バルトークが音楽を付けたもの。冒頭の吟遊詩人による前口上以外は、全編を通じて青ひげ公とその妻ユディットだけでストーリーが展開してゆく。前半部分は青ひげ公の残虐性、中間部は青ひげ公の富、そして最後に青ひげ公の前妻たちの秘密が描かれている。バリトンのゲルネとソプラノのツィトコーワは、息苦しいほどの緊張感が漂う中、難しい心理描写を見事に表現しており、小澤征爾指揮によるサイトウ・キネン・オーケストラの繊細かつ多彩な音色が、作品の独特の雰囲気をあらわしている。

続いて、7月6日には2014年のサイトウ・キネン・フェスティバル松本での伝説的ライブ録音「ベルリオーズ:幻想交響曲」をリリースする。小澤征爾がフェスティバルのオーケストラ・コンサートに本格復帰した記念すべき公演であり、同曲は通算5度目の録音にして最高の演奏と称賛された演奏だ。

そして、連続リリース第3弾は8月3日の「ベートーヴェン:交響曲第5番《運命》/モーツァルト:クラリネット協奏曲」。2016年、水戸室内管弦楽団第95回定期演奏会でのライヴ録音。水戸室内管とのベートーヴェン録音第3弾となるもので、オーケストラにとって初の《運命》となったもの。小澤征爾はオーケストラのティンパニ奏者であった元ウィーン・フィルのローランド・アルトマンとこの《運命》を演奏するのを楽しみにしていたが、アルトマンは演奏会直前に他界。この演奏会は、アルトマンに捧げるコンサートとなった。

この3か月連続リリースを記念して「小澤フェア」も開催される。これは3枚のCDを買って応募すると、抽選で10名に小澤征爾直筆サイン色紙が当たるもので、さらに、CDショップ店頭でもオリジナル・グッズがプレゼントされる。この詳細はユニバーサル ミュージックの小澤征爾公式サイトに公開されている。

リリース情報

「バルトーク:歌劇《青ひげ公の城》」
発売中
UCCD-1431 3,000円+税

関連リンク

小澤征爾 ユニバーサルミュージックhttp://www.universal-music.co.jp/seiji-ozawa/

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