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【ネット系女子!】”引きこもり”から、人気UIデザイナーに/灰色ハイジさん

日頃なにげなく観覧しているWebサイトや、スマホアプリ。そのサービスを使うユーザーが快適に、気持ちよく感じてもらえるような画面を構成するUI(User Interface)/UX(User Experience)デザイナーという陰の立役者の存在をご存じだろうか。

ネットを騒がせている女性をご紹介する「ネット系女子!」の第5回は、UI/UXデザイナー&プランナーとして、Webや広告業界で活躍する灰色ハイジさん。彼女は新卒で博報堂アイ・スタジオに入社後、グループ会社であるクリエイティブエージェンシーSIXに出向し、人気バンドAmazarashiのミュージックビデオや『Pokémon GO』の特報映像にUIデザイナーとして参加。一方でWebマガジンや雑誌に寄稿したり、日本テレビ『SENSORS』でインタビュアーを勤めるなど、メディアの垣根を越えて活動の場を広げている。

現在はフリーランスと、女性向けの転職を支援する株式会社LiBで会社員を復業し、週7日休みなく働いている彼女に仕事やプライベートについて話を聞いた。

UIデザイナーという仕事

この日着ていたワンピースは、展示会で購入したAKIKOAOKIの服。「個性的な服が好きなんです」

当日、彼女の職場に訪れると、上品なワンピース姿の灰色ハイジさんが出迎えてくれた。「服が大好き!」とのこと。そのおしゃれセンスが話題となり、ファッション業界から仕事を依頼されることも多いそう。

「会社ではメンバーシップオプション(ほかの仕事を続けながら社員同様の待遇で働くことができる独自制度)を利用して、一週間のうち木、土、日曜日以外の4日間出勤しています。フリーの仕事は、就業日以外の3日間で作業しています」……すごいバイタリティ!

――まずは灰色ハイジさんのお仕事について教えてください。

「クライアントの課題を聞いて広告などをつくるプランナーと、WebサービスやアプリをデザインするUI/UXデザイナーをしています。今所属している『LiB』では、転職サービスやカウンセリングサービスなど、キャリア女性が出会う様々な事柄を包括的にサポートする事業を行っており、日々アプリやサイトの改善を行っています。また、仕事ではありませんが、趣味で国内外のインターネットに関連した企業に不定期に会いに行き話しを聞くという企画も行っています。インスタグラムやツイッターで『#インターネットおのぼり』と検索してもらえれば、その様子が見られます」

――UIデザイナーとWebデザイナーの違いはなんですか?

「どちらもWebデザインを手がけるという点は同じですが、Webデザイナーに比べてサービスの使いやすさや操作感の設計に特化しているデザイナーをUIデザイナーと呼びます。以前勤めていた制作会社では、ユーザーとのあいだにクライアントや代理店を挟んでいたので、ユーザーの声を聞く機会があまりありませんでしたが、今の会社では直接聞けるようになりました。デザインや使用感を褒められたときは、この仕事のやりがいを感じるところです」

灰色ハイジさんがUIデザイナーとして参加したAmazarashiのミュージックビデオ。映像内に出てくるTwitterのような画面を制作したそう。「対象の全体像や伝えたいイメージを聞いて、実際に世の中に出たらこんなUIが使われるかもしれないという想定に基づいてデザインしました」

小中の時にネットのすごさを実感

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