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「早く切って下さい」陣痛中、赤ちゃんの心拍が急低下…緊急帝王切開に

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2人目を緊急帝王切開にて出産しました。

長女は11歳。

想定外の妊娠ではありましたが、36歳にして妊娠できたのは我が家にとっても嬉しい事であり、出産のその日を心待ちにしていました。

妊娠30週あたりから胎児が小さいと言われていたのですが、長女も小さい小さいと言われ続け、2200gでの出産だったのであまり気にせずに過ごすようにしました。

ところが34週あたりから頻繁に張るようになってきました。

推定体重も2000gに届いておらず、なんとか40週近くまで待ってほしいとひたすら安静に過ごしました。

この時点で無痛分娩での出産が確定しており、長女ではただただ苦しいお産だったので、バースプランを念入りに考え満足の行くお産をするつもりでした。

しかし出産は突然に来てしまい、37週3日の明け方に強い陣痛で目が覚めました。

病院に行くと、もう定期的な張りなので無痛の準備をしましょうとのこと。

全く心の準備もなかったけれど、本日出産になりますと言われて、『よし!』と覚悟が決まりました。

LDRに行き、腰から針を入れてすぐに麻酔が効き始めました。

陣痛も張っているのはわかるけど、痛みはない状態になりました。

麻酔と同時に促進剤も点滴スタート。

モニターの数字で張りがわかるのですが、5分間隔からすぐに2分間隔になりました。

痛みは全くなく、立ち会い予定の主人と会話したり朝食を少し食べたりと、このまま余裕があるまま出産するんだなぁとワクワクすらしていました。

写真を撮ったり、産まれたら誰から抱っこしようかなんて話していたとき、胎児の心拍を計測する機械から警報音がなりました。

機械にでている数字が40・・・。

機械の不具合だと思いました。

私が動いたから機械がずれちゃったかなと。

体勢を変えると警報音は止まり、心拍は上昇。

ほっとしてまた話し始めるとまた警報音。

私が『深呼吸すればいいかな?』とかのんきに主人と話していると、3人の助産師と先生が走ってLDRに入ってきました。

先生はエコーもガラガラと持ってきました。

この瞬間に全身の血の気がひいていくのを感じました。

主人は部屋の隅に行かされ、内診とエコーが同時にスタート。

心拍のモニターには?の記号がでて警報音がずっと鳴り響きます。

「どうして?」

という助産師さんの声が聞こえて、自分の身に起きていることなのにまだ現実味がなく、どうしてよいか、なんて話せばよいかわからなかったことを覚えています。

胎児の頭の位置が子宮口から遠い事と、エコーの診断から、おそらくへその緒が首に巻いて締め付けられ心拍が下がっているとのことでした。 関連記事;長〜いへその緒が、赤ちゃんに“たすきがけ”?!先生と主人の好判断で無事に出産!

「早く切って下さい」という一言を発するのがやっとでした。

ここまでおなかの中で大事に大事に育ててきた赤ちゃんを、これ以上危険にはさらせない、早く出して!という一心でした。

先生も帝王切開が今の1番良い方法でしょうとのことで、即手術準備に切り替わりました。

同意書に主人と私のサインをして、10分程で手術室にベッドのまま移動しました。

ドラマで見るような手術室のライトが照らされ、また新たな麻酔をかけました。

無痛分娩の麻酔のおかげで痛みを感じる事なく、首から下に麻酔が効きました。

手術台にうつされ、オペスタート。

もう1人先生が増え、小児科医の先生も来ました。

私の頭の横には助産師さんがついてくれて、気分が悪くないかと何度も聞いてくれました。

私は麻酔がよく効いたのか、頭がぼんやりとしていました。

血圧が低下するので気分が悪くなるかもと言われていたのですが、私は大丈夫でした。

15分程で「もうでるよ」と声をかけられました。

胃のあたりがもぞもぞするような感覚がして、先生が「でますよー」と言った瞬間に大きな泣き声が聞こえました。

先生の手には、とっても小さいけど、髪の毛もたくさん生えていて、真っ赤になって泣いている男の子の赤ちゃんが抱かれていました。

手術室の隅にある赤ちゃんの診察台のようなところで小児科の先生が診察しますと話してくれました。

私は縫合していきますと言われ、泣き声を聞きつつ、でもまだぼんやりとしていました。

先生が「やっぱり首に絡まっていたよ、でも元気だよ。少し小さいけど大丈夫。」

と話しかけてくれました。

ここで、やっと安心できました。

長女のときは苦しかったけど自然分娩での出産で、まさか自分にこんなトラブルが起きるとは思ってもみませんでした。

予定通りに無痛分娩で出産できるとばかり思っていました。

お産は本当に母子ともに命がけです。

もし、心拍が低下したまま長時間経過してしまったら・・と思うとぞっとします。

人生で初の手術となってしまったけれど、息子は順調に体重も増えて黄疸もなく、一緒に退院できました。

想定外なお産でしたが、これもまた私の人生のよい思い出です。

病院のスタッフの方も温かい言葉をたくさんかけてくれて、感謝の気持ちでいっぱいです。

息子が産まれたあの1日は、私も主人も家族もみんな忘れられない大切な1日になりました。 関連記事:陣痛中に血圧が上がり急遽帝王切開へ!半ばパニックでフルコースを味わったお産

著者:あき

11歳の長女と3ヶ月の息子のママです。久しぶりのベビーライフは幸せです!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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