ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

長い沈黙を終え、ザ・キルズが復活!アメリカ・デンバーでの公演をレポート!

DATE:
  • ガジェット通信を≫


5年の沈黙を終えザ・キルズが5枚目となるニューアルバム『Ash & Ice』を6月3日にリリースすることを発表し、発売前に行っていたアメリカ・ツアーの模様が到着した。

 ザ・キルズがこんなにもファンを待たせた理由の一つにジェイミー・ヒンスの手の損傷がある。彼は4枚目のアルバム『Blood Pressures』発表後に手を故障し、幾つかの手術を余儀なくされた。手術は成功したものの、リハビリに長い時間を要することになり、彼が復帰するまでの間アリソンはジャック・ホワイトとのユニットDead Weatherとして活動を続けていた。

 そして、5年の月日を経て、今年4月、テネシー州ナッシュビルを皮切りにアメリカ・ツアースタートした。この日のデンバーの会場は1919年にオープンした老舗の老舗のオグデン・シアター。満員の観客に盛大に迎えられザ・キルズが登場!The Killsはアリソンとジェイミーの2ピースバンドというのが定説だが、バックバンドにベースとドラムを新たに加え、一層魅力的なセットを披露してくれた。

 ショウは2枚目のスタジオ・アルバムのタイトル曲「No Wow」でスタート。ステージ両端からジェイミーとアリソンが登場。最初は互いに離れてリフを演奏していた2人が、徐々に近づくにつれてザ・キルズ特有のケミストリーが生まれ、会場のテンションもそれに呼応するように高まっていく。

 2人は実際のカップルではないが、舞台上では、情熱的でありながら冷淡にも見えるのアリソン微笑に引き寄せられるように、ジェイミーがゆっくりと近づき、互いの心臓を火傷させるかのごとく激しいリフを奏でる。

 新曲「Hard Habit to Break」では The Killsの新しい魅力を発見できた。ジャック・ホワイトのようなブルースロックなこの曲はドラムのスタンドアウトがアリソンのスモーキーヴォイスを際立たせ、曲のクライマックスでは骨が折れるような感覚を味わえるロックサウンドを堪能できる。

 MCなしのひたすら突っ走る彼らのステージ。最新アルバムからは「Doing It to Death」、「Hard Habit to Break」、「Heart of a Dog」、「Impossible Tracks」、「Whirling Eye」、「Siberian Nights」の計6曲も披露。アンコールで再度ステージに立ったジェイミーが「デンバーのみんなありがとう!」と一言だけ告げ、ヒットチューン「Sour Cherry」で締めくくった。

◎セットリスト
1. No Wow
2. U.R.A. Fever
3. Heart Is a Beating Drum
4. Kissy Kissy
5. Hard Habit to Break
6. Heart of a Dog
7. Impossible Tracks
8. Black Balloon
9. Doing It to Death
10. Baby Says
11. Whirling Eye
12. Pots and Pans
13. Monkey 23
-Encore-
14. Tape Song
15. Siberian Nights
16. Fried My Little Brains
17. Sour Cherry

◎リリース情報
The Kills『Ash & Ice』
2016/6/3 RELEASE
レーベル:Domino Recording Co. / Hostess
価格:2,490円(税抜)

関連記事リンク(外部サイト)

スタイリッシュなロック・デュオ=ザ・キルズが5年ぶりの新作発表!【コーチェラ】でのライブを360度動画で生配信
フィンランド発リキミサー/プロデューサー・LENO 夏を先取るEP盤『Sunrise EP』リリース
ジャック・ホワイト率いるザ・デッド・ウェザー、5年ぶりアルバムよりジャックがドラムを叩きまくる新曲MVを公開

Billboard JAPANの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP