ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

しなまゆ×Chelsy 少女漫画のテッパン的物語で相思相愛2マン実現「最初に会ったときはマジでムリだなって思ってた」

DATE:
  • ガジェット通信を≫

 いしわたり淳治や渡邊忍といった音楽プロデューサーを招聘し、次なるフェーズへと突入するミニアルバム『ヘンシン』を完成/リリース。そして4か月連続自主企画イベントを開催してきた3人組POPバンド・しなまゆが、5月25日 渋谷eggmanにて盟友Chelsyとのツーマンライブを実現した。

しなまゆ×Chelsy キュートなライブ写真一覧

<少女漫画のテッパン的な物語によって実現したツーマン>

 今から約1年前、渋谷REXにて行われたライブイベントでしなまゆ×Chelsyの対バンを観ているのだが(http://bit.ly/1t33c0U)、そのときは主催者が他のアーティストだったこともあってか、それぞれにらしいライブを繰り広げていたものの、特に仲が良さそうな印象もなかったというか、もっと言えば仲良くなれるタイプのバンド同士でもないし、今後絡むこともないだろうぐらいに思っていたが(個人の感想です)、縁は異なもの味なもの。しなまゆとChelsyはこの夜を運命の出逢いとして、徐々に仲を深めていく。その流れは後ほど双方が絡んだMCで紹介するが、このツーマンライブはそんな「最初は絶対仲良くなると思ってなかった」という少女漫画のテッパン的な物語によって実現した、なかなかにミラクルな公演であることを最初に記しておきたい。

<Chelsy「しなまゆ、大好きぃ!」乱入したモリユイとエルボー連発>

 そんな不思議な縁で結ばれた2組の宴を最初に盛り上げたのは、近年のガールズバンドシーンのど真ん中を突き進んでいるChelsy。もう登場した瞬間から、前述した1年前とは比較にならないほどの魅力を振りまいていた。デビュー当初から「可愛い女の子3人組」的な見方をされることも少なくなかったバンドだと思うが、そんな言葉では足りないほど(可愛いは可愛いが)清々しい、あの頃より明らかにいろんなものを振り切ってきた表情で、この夜を全力で楽しみあげてやろうという想いを溢れさせていた。そしてMIO(g,vo)の第一声は「しなまゆ、大好きぃ!」双方のファンを一瞬でまとめ上げ、激しいオイオイコールを生んでみせる。その後も感情豊かになったボーカルとバンドサウンドで軽快なポップナンバーからバラードまで披露していき、終いには飛び入り乱入したしなまゆ(両バンドのメンバー勢ぞろい!)と「YES」のサビを「エルボー! エルボー!」と替え歌でお届け。自由度がすこぶる増したアクトで愛くるしい世界を創造してみせた。

<しなまゆ「みんなの記憶に残るような最高の夜にしたい」>

 そんなChelsyのアクトですでに大団円っぽくなってしまった同公演だが、しなまゆは短い転換時間の中で気持ちを立て直し、ステージに登場するなり最強キラーチューン「チャイニーカンフーセンセーション!」で大暴れ! 早々に「ニャカニャカニャンニャンニャンニャンニャン♪」のシンガロングを生み出し、その後も絶え間なく観客を煽り倒していく。そこへかの木村カエラの楽曲でお馴染み渡邊忍と共に作り出した「not yet」を連発。明らかに演奏難易度が半端ない高速ロックチューンを生演奏で見事再現、初見の人はしなまゆにこんなにテクニカルでクールな一面があったのかと驚いたことだろう。POPバンドを謳っているバンドだが、POPはすべてのジャンルを制するだけの許容量がなければ本来鳴らせない。なんてことを記事に書きたくなるぐらいのレベルにしなまゆもちゃんと成長していた。「みんなの記憶に残るような最高の夜にしたい」それを形に出来るだけのバンドへとヘンシンを遂げていた。あらゆる面で強いバンドである。

<「住む世界が違いすぎてムリだな」→「そう、ツアーがしたいの!」>

 そんな赤丸急上昇中の2強POPバンド、しなまゆ×Chelsyがツーマンライブを実現したいと思うほど仲良くなった理由が、イベントのクライマックスで語られた。モリユイはステージへ再びChelsyを招き入れると、「最初に会ったときはマジでムリだなって思ってた。住む世界が違いすぎて「これはもうムリだな」って」と初対面のときの印象を語り、SHIZUKA(b)から「すごい喋りかけてきたじゃん? 最初から」とツッコまれても「いや、私、嫌われてるかもと思えば思うほど話しかけにいくの!」と答え、笑いを誘う。しかしChelsyのメンバーがイメージとは裏腹にかなり緩い性格であることに気付いていき、今の関係性が出来上がっていったそうで、いつしかこのツーマンはひとつの目標になっていた。そして語られた次なる夢、この2組で「ツアーとかしたいですね」「そう、ツアーがしたいの!」今はまだ双方の願望でしかないが、最後に全メンバーで「Switch!」を楽しげに歌い奏でる光景を見ながら「このまま生涯触発し合って、相思相愛で相乗効果な関係になっちゃえばいい」と思ったのはきっと自分だけじゃないだろう。

<しなまゆは渋谷WWWワンマン Chelsyは東名阪ワンマンツアー開催>

 なお、しなまゆは、9月16日 渋谷WWWにてワンマンライブ【E-ヲンナ ~しなまゆの変?~】を開催。Chelsyも6月5日より東名阪ワンマンツアー2016【ESCAPE ON THE WEEKEND】を敢行するので、まだ彼女たちのライブを観たことがない人はぜひ足を運んでみてほしい。

取材&テキスト:平賀哲雄

◎ワンマンライブ【E-ヲンナ ~しなまゆの変?~】
09月16日(金)渋谷WWW
OPEN 18:00 / START 19:00
チケット:ライブ会場手売り2,300- 前売プレイガイド2,500- 当日3,000-
一般発売:07月09日(土)13:00
主催:SPACE SHOWER TV・(株)フォーライフミュージックエンタテイメント

◎東名阪ワンマンツアー2016【ESCAPE ON THE WEEKEND】
06月05日(日)大阪・心斎橋 ヒルズパン工場
06月12日(日)名古屋・ell.FITS ALL
07月03日(日)新宿LOFT

関連記事リンク(外部サイト)

しなまゆ 渡邊忍プロデュース「not yet」MVフル公開&ワンマンライブ開催決定
しなまゆ「南武線ドミネーション」川崎でゴール! いしわたり淳治/渡邊忍プロデュースの新曲熱唱
Chelsy 新作『ESCAPE ON THE WEEKEND』新ビジュアル公開 レコ発&インストアイベント開催決定

Billboard JAPANの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP