【連載】国内一人旅でおすすめの旅先は?/第3回「広島市~宮島を巡る旅」

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東京在住、TABIZINEライターのあやみです。毎年増え続けている一人旅。でも、興味はあるけどなかなか一人旅をする決心がつかない人もいるでしょう。この連載では、一人旅心をくすぐる、筆者が実際に一人旅をして良かった場所をご紹介していきます。

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【連載】ひとり旅をとことん満喫できる!広島市~宮島の旅

今回は、広島市~宮島の一人旅におすすめのスポットをご紹介。

広島市は交通網も充実していて、ほどよく都会で楽々一人旅ができる

【連載】ひとり旅をとことん満喫できる!広島市~宮島の旅

知り合いが誰もいない田舎の山奥にいきなり一人旅するのはハードルが高いと思いますが、広島市はほどよく都会で、観光スポットも豊富。電車やバスなどの交通網も充実していて、一人で観光するのも難しくありません。スマホやガイドブックを頼りに路線や地図を確認しながらなら、一人で簡単に観光スポットを巡ることができますよ。

首都圏から広島市~宮島に行く最短ルートって?

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広島へ行くには、新幹線か飛行機を使うと便利。新幹線だと最速で約4時間で到着します。飛行機だと、フライト時間は1時間半ほどと短いものの、広島空港から市内までリムジンバスで約45分かかり、新幹線で行っても、飛行機を使っても、所要時間は、それほど変わらない印象です。

宮島から最初に観光したいのであれば、やや宮島に近い、岩国空港から宮島に行くのもひとつの手ですが、便数が広島空港の方が圧倒的に多いので、効率的に観光地を巡りたいのなら、新幹線か広島空港へ飛行機で行くのがいいでしょう。

広島に行ったら絶対に行っておきたい! 原爆ドームと広島平和記念資料館

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原爆ドームに行くのは、少しこわい気持ちになるかもしれませんが、原爆ドームがあるあたりは、非常に整備されていて、国内外の観光客がたくさんいます。初めて原爆ドームを訪れた人は、思った以上に明るい雰囲気で驚くはずです。おしゃれなカフェが川沿いにあったり、広くて美しい平和記念公園もありますよ。

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また、日本の歴史を知るうえでも、一度は原爆ドームを訪れたいものです。焼け野原になった広島市でこのドームだけは当時のかたちをかろうじて保ちました。どれだけ原爆の衝撃が凄まじいものだったかわかります。

時間があれば、広島平和記念資料館にも立ち寄ってみてくださいね。一人旅だと物事とじっくりと向き合えますので、色々と考えさせられるはずですよ。

広島といえば「広島焼き」! お好み村に行って広島焼きに舌鼓

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広島に行ったら、食べておきたいのが「広島焼き」。広島焼きは、広島周辺で食べられているお好み焼きですが、薄い生地のうえにキャベツや豚肉などの具がのっていて、そばと卵がうえに重なっています。それにおたふくソースをかけて食べるのが広島流。そんな広島風お好み焼きが食べられるのが「お好み村」。

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1992年に完成した「お好み村」には26店舗のお好み焼き店があり、ランチに立ち寄るのに最適。旅の醍醐味のひとつに食がありますが、ここでなら、広島の味をおおいに堪能することができます。

[お好み村]

中国杭州の西湖を模して縮景したとも伝えられている「縮景園」でお茶を!

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広島駅から徒歩8分ほどの距離にある「縮景園」は、園の中央に濯纓池(たくえんち)を堀って、大小10ほどの島を浮かべた回遊式庭園です。周辺に山を築き、渓谷、橋、茶室、四阿(あずまや)などが巧妙に配置されています。

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(C) 縮景園

のんびりとこの園を散策すれば、趣のある庭園を堪能できます。コンパクトにまとまった庭園なので、時間をかけずに散策できるのも魅力です。入口近くにある「泉水亭」で抹茶を飲んで、一息入れるのもおすすめ。

また、敷地内に広島県立美術館もあるので、庭園を巡った後、美術館に行くのもいいでしょう。美術館内の大きな窓から「縮景園」を眺めることもできますよ。

[縮景園]

1400年の歴史を誇る世界遺産! 宮島にある「厳島神社」は一見の価値あり

【連載】ひとり旅をとことん満喫できる!広島市~宮島の旅

海のうえに建てられた厳島神社は、神秘的で旅人の心を捉えて離しません。宮島に向かうフェリーに乗ると“厳島神社の中はどうなっているのか早く見てみたい!”という好奇心が湧いてきます。潮の満ち引きにより、訪れるたびに異なる顔を見せてくれる厳島神社は、まるで竜宮城のようです。

【連載】ひとり旅をとことん満喫できる!広島市~宮島の旅

回廊を渡り、本殿内を観光して、平舞台で記念写真を撮るなどして、ひとりでも満ち足りた時間を過ごすことができます。朱塗りの社殿×ブルーの海のコントラストが忘れられない光景となるでしょう。広島駅から厳島神社のある宮島に行くには、JR山陽本線に約25分乗り、「宮島桟橋口」で下車、そこからフェリーに乗り約10分と、意外と近いです。

[厳島神社]

吹き抜ける風が心地よい、思わず昼寝したくなる「豊国神社」

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(C) Ayami

豊臣秀吉が月に1度、千部経を読誦するためにつくった「豊国神社」は、宮島にある未完成の大経堂。秀吉の急死によって、工事が中断されたそうなのです。しかし、その未完成具合が実に良い! 畳857枚分の広さがある千畳閣は壁板がないのですが、風が吹き抜けていき、とても居心地が良いのです。

【連載】ひとり旅をとことん満喫できる!広島市~宮島の旅
(C) Ayami

宮島の美しい景色を眺めながら座っていると、昼寝したくなってきます。重要文化財の「豊国神社」でうたた寝気分を味わえるなんて、とっても贅沢ですよね。

[豊国神社]

絶品焼き牡蠣~焼きもみじまで味わえる「宮島表参道商店街」

【連載】ひとり旅をとことん満喫できる!広島市~宮島の旅

宮島に行ったら、ぜひ立ち寄りたいのが、牡蠣を焼く香ばしい匂いが漂う「宮島表参道商店街」。お食事処、お土産屋が軒を連ねていて、ただ歩くだけでも楽しい商店街です。焼き牡蠣はお店によって味付けが微妙に異なるため、マイベスト焼き牡蛎を探しながら、食べ歩くのもいいでしょう。

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(C) facebook/宮島新名物 揚げもみじの紅葉堂

また、こちらには「揚げもみじ」という広島のお土産のひとつとして有名な、もみじ饅頭を揚げたものも売っています。揚げたてはアツアツ&サクサクとした歯触りで一度食べると、病みつきになってしまうかも!? 創業明治45年の「紅葉堂」の揚げもみじは、広島が地元の人もおすすめする一品ですよ。

[紅葉堂]

何かと不安の多い一人旅ですが、一人旅だからこそ味わえる贅沢が存在します。ひとつの場所をじっくり観光できたり、自分と向き合いながらマイペースに旅ができるのも、一人旅の醍醐味だと言えるでしょう。

「【連載】国内一人旅でおすすめの旅先は?/第4回」は、6月10日金曜日にお届けいたします。お楽しみに!

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[Photos by Shutterstock.com]

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