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5つの症例からみる認知症高齢者の独居限界を見極めるポイントとは?

生活・趣味
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「いつまで独居が可能でしょうか?」
「もう独居は無理でしょうか?」

ケアマネジャーをしていて、たびたびこういった質問を受けました。独居限界の見極めに困惑する家族と、「家がいい」「他所には絶対行かん」と、自宅から離れることを頑なに拒む高齢者。(認知症に限ったことではないですね)

一人暮らしの気ままさと危険は、隣り合わせです。そこで、独居限界の見極めのポイントと、その限界をちょっとだけ先送りにできる方法を数回にわたってご紹介します。第1回は独居限界の見極めのポイントについてです。

前回記事:認知症と運転~車を凶器にしないために~

独居の限界サイン

よく見受けられる症例と、そこに潜む危険性についてお話します。

火の不始末

火の不始末

鍋焦がしや、仏壇のろうそくの火の消し忘れがまず挙げられます。また、こたつのスイッチの切り忘れ、ストーブの消し忘れ、掘りごたつの中で、練炭が不完全燃焼し、一酸化炭素中毒になりかけたこともありました。これらは物忘れ、短期記憶障害が原因のため、認知症と診断後、比較的早い段階からでも起こります。

徘徊

徘徊

徘徊には原因があります。家にいても「家に帰りたい」とそわそわして出て行く方や、夕方になって1人では「寂しい」から、馴染みの人に会いに行く、一生懸命働いていた頃の自分の「居場所」を探すなどです。そのため、徘徊コースや時刻が同じ場合も少なくありません。

デイサービスや安全な場所ならよいのですが、屋外には危険がいっぱい。段差が見えていても、認識できず転んだり、車が見えていても、危険を認知できず道路を横断したりと、命に関わる危険がそこらじゅうに散らばっています。

異食

異食-crop

認知症が進行すると、食べ物とそうでないものを認識できなくなり、口に入れてしまうことがあります。炊飯器の中にご飯も味噌汁もおかずも全部混ぜてよそったり、食べたことを忘れて何度も食べたり、明らかに腐っているものを食べたりします。ついにはゴキブリ団子やペンキ、ハンドクリーム等思いもよらぬ物を口に入れてしまいます。

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