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貴乃花部屋が不調なのは親方導入のサポーター制度も原因か

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 若貴フィーバー全盛期は部屋の朝稽古に200人ものファンが駆けつけ、優勝パレードの際には6万人を超える見物人が沿道を埋め尽くした、藤島部屋の流れをくむ貴乃花部屋。部屋を取り仕切るのは貴乃花親方(43)だ。

 先代・二子山親方(初代・貴ノ花)の時代には、部屋には若貴の横綱兄弟をはじめとして大関・貴ノ浪、関脇・貴闘力、関脇・安芸乃島、小結・隆三杉などの有力関取を擁して、所属力士50人を数える大所帯を誇り、隆盛を極めた。

 しかし、2004年に貴乃花親方が部屋を引き継ぐと、その勢いに陰りが見られるようになる。現在の貴乃花部屋の所属力士はわずか12人。先の5月場所では部屋のホープで、新十両の佐藤こそ11勝4敗という好成績を残したが、部屋頭の幕内・貴ノ岩は5勝10敗と大きく負け越し、幕下以下の力士にも黒星が目立った。

 全盛期と比べると何とも寂しい内容だけに、こんな声も少なくない。

「通常、相撲部屋の親方は弟子とひとつ屋根の下で寝食を共にして公私にわたって指導に当たる。だが、貴乃花親方は部屋に泊まり込むこともあるが、基本は都内の豪邸から部屋まで通っている。角界では異例の“通い親方”なのが影響して強い力士が育たないと口さがない意見もあります」(相撲担当記者)

 一方で弟子の成績が奮わないのは、角界の古い体質を嫌う貴乃花親方が導入した「新制度」が原因だという声もある。

「貴乃花親方はファンの支援で部屋を運営する『サポーター制度』を導入したため、それまで物心両面で部屋を支えたタニマチ(後援者)が離れていった。角界では地方のタニマチ経由で将来有望な若者をスカウトすることが多いため、貴乃花部屋への入門者は減った」(同前)

※週刊ポスト2016年6月10日号

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