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ブンサテが活動終了発表…脳腫瘍ってどういう病気?

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ロックユニット『BOOM BOOM SATELLITES』が活動を終了するとのニュースがありました。ボーカルでギター担当の川島道行さんが患った脳腫瘍の後遺症のため、活動を続けることが困難となったことが理由と報じられています。

脳腫瘍とは、どういう病気なのでしょうか。川島さんのニュースを元に、脳腫瘍について医師に話を聞きました。

Q.脳腫瘍とは、そもそもどのようなことでしょうか。

脳腫瘍とは、脳の中に異常な細胞ができ、どんどん増えてしまう病気です。

脳腫瘍と呼ばれるものには、大きく2つの種類に分けられます。

≪1.原発性脳腫瘍≫

脳の組織から直接異常な細胞が発生し、増殖するもの。

≪2.転移性脳腫瘍≫

身体のほかの部分に最初に異常な細胞(がん細胞)が増殖し、それが何らかのルート(血流やリンパなど)で脳に移動してきて脳に腫瘍ができるもの。

原発性脳腫瘍がほかの臓器に転移してしまうことはそれほど多くないといわれています。

一方で身体のほかの部分にできたがんが脳に転移してしまう転移性脳腫瘍はたびたび見られます。肺がんや乳がんなどが特に脳に転移することが多いといわれています。

Q.脳腫瘍が起こるとどのような症状が現れますか。

脳腫瘍の症状としては、頭痛や吐き気、嘔吐などが現れます。

また、話をするときにろれつが回らなくなったり、言葉が出なくなったり、身体の一部が動きにくくなったり歩き方がおかしくなったりすることもあります。

脳腫瘍に限らず、ほかの病気や原因によってもこういった上記のような症状は出ることもあります。病名に関係なく心配な症状ですので、こういった症状がみられる時には病院を受診しましょう。

Q.脳腫瘍とわかったら、どのような治療が行われるのですか。

脳腫瘍には数多くの種類があります。

良性のもの、悪性のもの。できた場所や病気の広がり。全身状態。

特に悪性の腫瘍の場合、脳腫瘍のタイプによっても治療内容は大きく変わってきます。

・手術によって病巣を取り除く外科治療

・放射線による治療

・抗がん剤を用いた治療

これらの治療方法は腫瘍の種類や数、大きさや病期、腫瘍がある場所、手術に耐えられる全身状態かなどを見極めたうえで慎重に治療法が判断されます。

Q.脳腫瘍の後遺症が残ることは多くあるのですか。

脳腫瘍で手術などを行った場合、運よく病巣が取り切れて完治したとしても、手術を受けた部分が受け持つ脳の機能が回復しないケースは時々見られます。

例えば、腫瘍ができた部位(手術を受けた部位)によっては、言語機能に問題が残ったり、身体の一部を動かしにくくなったりします。

後遺症を残さないように医師も最善の努力は行いますが、腫瘍ができる場所などによって後遺症が残ることもあります。その場合はリハビリなどを行い、残った機能を最大限活用・回復させるようにケアを行います。

最後に医師からアドバイス

脳腫瘍の多くは原因不明です。遺伝子の変異が関係しているなどといわれています。

一方でストレスや喫煙、脂肪やたんぱく質の多い食生活が誘因となるともいわれていますが、はっきりしない部分も多いです。そのため脳腫瘍の予防は難しいと考えられます。しかし、ほかの病気と同じように「おかしいな」と思ったら早期に検査を受けて早期発見・早期治療に努めることは重要です。

(監修:Doctors Me 医師)

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