スポーツ庁長官・鈴木大地が語るスポーツの未来

J-WAVE平日20時からの番組「JAM THE WORLD」（水曜ナビゲーター：安田菜津紀
）。今週は、東京ミッドタウンで開催中の世界最大級の広告関連イベント「Advertising Week Asia 2016」について紹介しています。

アジア初の開催となった、Advertising Week。広告会社のクリエイティブ・ディレクターや、Google、Facebook、LINEなど最前線で活躍するクリエイターがジャンルやメディアを超えて参加しています。6月1日9時には、スポーツ庁長官の鈴木大地さんによる基調講演が行われました。

その中で鈴木さんは、週に一度スポーツをする人が、現在は人口の40パーセントのところを、65パーセントまで増やしたいとおっしゃっていました。番組ではそのための施策と、2020年の東京オリンピックに向けての目標をお聞きしました。

「誰でもスポーツにアクセスできるような施設の整備や、これまでスポーツに興味がなかった人にいかにしてアプローチしていくか、その手法が重要になっていくのではないかと思います。たとえば、スポーツをしたい人には商品券が行き渡るような取り組みも行われています」（鈴木さん、以下同）

財源にまつわる問題はありますが、いろいろな方法でスポーツに対して無関心な層に働きかけるとのこと。

「経済の面では、スポーツ市場は現在5.5兆円ですが、これを倍にしたい。さらに2025年までには3倍、15兆円にしていきたいと。なおかつ2020年のオリンピック・パラリンピックを通じて、障害者を含めて全ての人がスポーツマインド溢れる人になって、健康意識の高い人が増えていくのが理想だと思っています」

同イベントは、東京ミッドタウンで6月2日まで！　最終日にも複数の会場で刺激的なトークセッションが組まれています。

【関連サイト】
「JAM THE WORLD」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/jamtheworld/

リオ・パラリンピック水泳、山田拓朗選手に注目（2016年05月15日）
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/post-1583.html

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http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/05/80.html