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車に飛行機の自動運転機能を応用!?米大手メーカー幹部が今よりも事故が減ることを示唆

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日本の自動車業界は、戦時中に航空業界で軍用機の設計を行っていた人材が築き上げた。ゼロ戦、隼、紫電改などの名だたる戦闘機を設計した技術が、そのまま自動車に生かされたのだ。

つまり自動車と飛行機は親戚のようなものだが、実はその両者が最近になって急接近しつつある。

もしかしたら近い将来、自動車の運転席は「コクピット」と呼ばれるかもしれない。

・航空テクノロジーを自動車へ転用

最新の軍用機や旅客機は「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」というものが搭載されている。これはフロントガラスに直接モニタリング情報を投影するものだが、その技術を自動車に応用しようという動きが活発になってきている。

自動車用HUDの開発に打ち込む企業の一つ、米ハネウェル社の自動車ソフトウェア部門ゼネラル・マネージャーを務めるクリス・グリーンツリー氏は、インドネシア大手紙コンパスの単独取材にこう答えている。

「我々の航空関連テクノロジーは、状況把握(situational awareness)のために自動車へ転用することも可能だ」

・より安全な自動車へ

グリーンツリー氏の言葉の中に出てきた「situational awareness」という単語が、ここでのキーワードになる。

これは航空従事者の間ではポピュラーな単語で、先程は「状況把握」と訳したが要するに「近い未来の自己や周囲の状況を予知する能力」のことだ。HUDを自動車に搭載することにより、速度や残燃料などはもちろん次のカーブや先行車、事故が多発している箇所の情報も一目で分かるようになるという。

「この技術により、自動車はより“賢い動作”が可能になる。危険回避なども行える」

グリーンツリー氏はそう付け加えた。

今や、自動車そのものが「知能」を持つ時代になりかけている。自動車事故は時として悲惨な結果を招くが、それも過去の出来事になっていくのかもしれない。

トヨタなども似たような試みの実用化を目指しているようだが、今後の展開が楽しみな分野の一つだ。
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