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10分間隔の痛みにも病院は「まだ来ないで」!自宅でギリギリまで陣痛を耐えた

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以前子宮頸ガン検診を受けた時に、多嚢胞性卵巣症候群と診断された私でしたが、幸運にも1度のクロミッド服用で授かることが出来ました。

赤ちゃんが欲しかったとはいえ、こんなに早くできるなんて…と嬉しい反面、戸惑いが大きかった妊娠初期。

妊娠が分かって、まず何をすればいいのだろう?

そう、産院を選ぶことです。

費用の面、設備の面、産後のケアの面など、人によって重要視するところは違います。

私の場合『妊婦健診へ通いやすいかどうか』でした。

各駅停車の電車で3駅。駅から徒歩1分の総合病院です。

たとえ陣痛がきても家からタクシーで15分程だし、大きな総合病院なので出産の万が一にも対応してもらえる安心感もありました。

(ただ妊婦健診は予約しても毎回3〜4時間は普通に待たされてましたが…)

産院も決まり、パートも辞め、毎日退屈な日々を過ごしていましたが、お腹が大きくなると同時に増える出産への不安。

小さな疑問から大きな不安まで、退屈だからこそ色々考えてはGoogle先生にお世話になっていました。

そんな私にもついに『その時』がやってきました。

39週4日目の朝。

昨晩から不定期な痛みに襲われ、一睡も出来ず。

朝、仕事に行く旦那を見送ったものの、自分の中では『もしかしたら今日かな?』と思っていました。

夕方から雨の予報だった為、前駆陣痛で痛むお腹をさすりながら、朝のうちにスーパーへ。

往復1時間歩いてみたけど、痛みは不定期のまま。

「陣痛は耐えられない程の痛みだから、きたら分かる」

と聞いていたので、

(痛いけど、こんなものじゃない)

とずっと自分に言い聞かせていました。

夕方4時頃に下着に違和感を感じてトイレへ。

下着をおろすと、真っ赤なスライム状のオリモノのようなものが大量に出ていて驚きましたが、どうやらオシルシらしく本格的に出産が近づいていました。

立会い希望だった為、旦那に早く帰ってくるよう伝え、17時半から10分間隔になっていたので産院に連絡する前にシャワーを浴びておきました。 関連記事:“お一人ですか?旦那さんは?”と行く先々で…。初めての出産は予想外のスピード進行

19時頃旦那が帰宅し、そこでやっと産院に電話。

10分間隔になって2時間経った事、オシルシがあった事、シャワーも浴びて産院へ行く準備も万全な事を伝えました。

「では入院準備を持ってこちらへ来て下さい」

…と言われるはずが、思いもよらない返答が返ってきました。

「初産ですよね?初産は10分間隔になっても時間がかかるものだから…。もう少しお家で様子をみられてはいかがですか?

◯◯さん、前回の健診で子宮口全く開いてなかったから、来ても帰ってもらうことになると思いますし。

今話してる様子だとまだ大丈夫そうですしね」

正直この返答には驚きました。

産院のパンフレットには『10分間隔になったら電話して病院へ』とあったので、もう行ってもいいものだと。

次に電話するタイミングも分からぬまま、そっけない言い方に、朝から一人痛みと戦っていた私は少し涙がこぼれました。

全てが初めての事です。

陣痛の痛みの度合いをネットで調べても、最後の一文には「個人差」。

オシルシなどの気になる症状を調べても、最後の一文には「病院へ連絡を」。

病院へ連絡をすることは、私にとって最後の手段とも言うべき存在だったので、とてもショックを受けたのと、この後いつまで続くかわからない痛みに不安でいっぱいでした。

旦那に電話の内容を話すと、怒りながらも夕飯を作ってくれたので、痛みが無い時を見計らってどうにか完食。

この時には間隔は5分をきっていたのですが、先程の助産師さんの口調から電話しづらくなっていました。

(初産なんだし…まだまだ時間かかるから大丈夫…)

そう言い聞かせていたのですが、旦那の「大丈夫?」にも返事出来ない状態だったその時、

「ブチッ!」

何かが切れた音と一緒に、生暖かいものが出てくる感覚に、トイレへダッシュ!

破水という感じではなかったけど、生理2日目程の真っ赤な鮮血が出ていました。

(これはもう病院へ行ってもいいのでは?)

と、21時過ぎに再度産院へ電話。

「出血しました!」

と興奮気味な私に、またも先程の助産師さん。

「生理2日目程ですかー…うーん、もう少し様子見てもらってもいいんだけど…。

一応来てもらっても構いませんよ?」

またも思っていた返答ではなく、ものすごく病院に来るのを渋られているような、そんな感覚がしました。

しかしこちらももう必死です。

「行きます!」

と声を振り絞り、旦那に陣痛タクシーを手配してもらい、これでやっと一安心…!

のはずが、陣痛タクシーが到着したのが約10分後、病院までさらに約15分。

病院に着くとなぜか車椅子に乗せられ、診察台に上がると子宮口9cm。

すぐに分娩台へあがり、ずっと家で下手ないきみ方をしていた私は酸素マスクをつけられ、旦那の立会いのもと5〜10分程いきんで、22時ちょうどに女の子を出産しました。

「10分間隔になったのは何時頃ですか?」

「17時半です」

「初産で4時間半!早かったね?」

「お家ですごく頑張ったのね」

たくさん褒めてもらったその中に、電話で聞き覚えのある助産師さんの声もありました。

旦那さんはその言葉を聞いて、

「危うく家やタクシーで出産だった」

と、後でかなり怒ってました。

一方の私も、家でいきんで裂けてしまった会陰を縫合するのに20針近く縫われ、

(もう少し早く病院に来させてくれれば、こんな痛い思いをしなくても良かったのでは…)

と、怒りと痛みでまたも涙が溢れました。 痛みがないまま進んでしまうケースも?!関連記事:痛くはないけど、お腹の張りの間隔がどんどん短く…?念のため行った病院でスピード出産に

しかし陣痛室よりも家の方がリラックス出来たから、4時間半の安産だったのかなとも思います。

もう少ししたら2人目も考えていますが、次の産院は慎重に選ぼうと心に決めています!

著者:リィた

27歳初産!念願の女の子を授かることが出来ました!!

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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