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【連載】海外の嘘のような本当の話/第6回「中国にはゆるキャラ僧侶ロボがいる!?」

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オランダ在住のTABIZINEライター倉田直子です。子どものころから、日本の常識では考えられないような、外国の面白いハナシが大好きでした! この連載で、私が直接的や間接的に見聞きした「まさかそんなことがあるなんて!?」というお話を皆さんとシェアしていきたいと思います。

第6回は、中国のお話。

日本では「ゆるキャラ」ブームが始まってからしばらく経ちますね。筆者にも、ひこにゃんに会うために彦根市を訪れた知人がいるので、地方都市の活性化に一役買っているのは間違いないのではないでしょうか。そんなゆるキャラは、お隣の中国でも活躍しているようですが、活性化の役に立っているのは意外なジャンルでした。

愛らしい見かけと、最先端の頭脳


(C)capture/【YouTube】Chinese Buddhist temple disseminates wisdom with robot monk

中国のゆるキャラ「賢二」(Xian’er)くんがいるのは、北京郊外にある竜泉寺(Longquan temple)。そう、お寺です。賢二くんは、ロボット僧侶として仏教の布教に日々務めているのです。

竜泉寺が「どのようにしたら現代の人々に仏教の教えを広めることができるか」と考えた末に、中国のテクノロジー企業や人工知能(AI)に関して研究しているいくつかの大学の協力を得て作り出したAIなのだとか。

xhttps://www.youtube.com/watch?v=fkJCZISiOmc

【YouTube】Chinese Buddhist temple disseminates wisdom with robot monk

そんな中国の頭脳が結集して作り出した賢二くんは、お経を唱えたり、前に抱えているディスプレイが表示する簡単な20項目の質問に答えることができるそう。身長60cm、絵本シリーズ「タンタン」をほうふつさせる見かけはゆるいですが、中身は最先端なんですね!

国中で大人気の仏教アイドル

2015年10月のお披露目以来、中国のソーシャルメディアを中心に話題を集めていた賢二くん。当然、彼を目当てに多くの観光客が竜泉寺を訪れているのだとか。これはお寺側の狙い通りですね! けれど人気者の宿命か、再前端の人工知能である賢二くんは中国国内のロボット工学カンファレンスや技術革新フェアなどに引っ張りだこ。

今では竜泉寺で本来の仕事である僧侶としての仕事を果たす時間のほうが短くなってしまったそうです。賢二くんはこの世に一台しかいないので、お寺側は大急ぎで僧侶ロボットのニューモデル開発にいそしんでいるのだとか。

この僧侶型AIの研究が進んだら、もしかしたら日本にもAIが住職のお寺とかできるかもしれませんね! 日本のお寺の住職不足問題に一石を投じる存在になるかもしれないので、今後も賢二くんの活躍は要注目です。

「【連載】海外の嘘のような本当の話」は、今回が最終回となります。ご愛読、ありがとうございました! そしてこれからも、海外の嘘のような本当のお話を見つけたら、ぜひご紹介していきたいと思います。

[All Photos by Shutterstock.com]
[Robot monk blends science and Buddhism at Chinese temple]

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