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南アフリカで野生動物と子供達と一緒にボランティア体験(後編)

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前回からつづく。

3. ホワイトライオンプロテクション

ここはとても刺激的でした。明るいブルーの目をしたホワイトライオンを見たことはありますか? 正直に言って、私はそんなものが存在することすら知りませんでした。インターネットでホワイトライオンの写真を見てからというもの、私は早く彼らを実際に見てみたくて仕方がありませんでした。

ホワイトライオンは、地球上でたったひとつの場所で自然発生した非常に珍しい種です。それは、南アフリカのGreater Timbayati地方です。

近年、この美しい生き物のほとんどは捕らえられ、繁殖施設で暮らしています。野生のホワイトライオンはとても少ないです。

ホワイトライオンプロテクションは、絶滅に瀕しているホワイトライオンを保護する目的で2002年に設立されたチャリティ団体です。4400ヘクタールの土地で、ホワイトライオンの保護を行い、自然へ返す活動を行っています。

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ホワイトライオンプロテクションでのボランティアプログラム

ボランティアの1日は朝6時に始まり、ホワイトライオンの追跡とモニタリングをしにサファリドライブへ出かけます。テレメトリーを使ってライオンを追跡する方法を学ぶのはとても面白かったです。サファリドライブの他には、ボランティアは密猟防止のパトロールをしたり、茂みの手入れや道具のメンテナンス、フィールドリサーチなどを行います。地元の学校への訪問などのカルチャープログラムも用意されています。

毎週日曜日はお休みで、ボランティアは近隣のクルーガー国立公園へビッグ5を見に行ったり、ブライドリバーキャニオンへ行ったり、乗馬をしたりして楽しむことができます。

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ホワイトライオンプロテクションでの私の経験

ワイルドライフ

ビッグ5(ライオン、アフリカゾウ、バッファロー、ヒョウ、サイ)を見ることはできませんでしたが、信じられないほど美しいホワイトライオンは、それと同じくらいの価値がありました。そのために私はここへ来たのです。毎日ホワイトライオンを観察し、彼らの行動を分析することに夢中になってしまいました。1匹ずつ性格が違います。このゴージャスな生き物をもっと見ていたかったです。

宿泊

ボランティアは広くて清潔な2つのドミトリーに宿泊します。男女別々のドミトリーです。ドミトリーは3〜4人用ですが、とても広いので部屋の隅っこにいればプライバシーもあります。バスタブと水圧の良いシャワーがついた共用のバスルームがあります。私は、人間が嫌いだというフランス人の女の子とルームメイトでした。うーん、なんとも素晴らしいスタート。蚊帳、シーツ、タオルは用意されています。

食べ物

ボランティアたちは自分で食事を用意します。冷蔵庫に毎週食材が買い足されるので、ボランティアはその食材を使ってOK。食べ物のバラエティーは他の場所ほど良くなかったです。フレッシュフルーツやシリアルの種類も限られています。私が不思議に感じたのは、ボランティアとコーディネーターは一度も一緒に食事をしなかったことです。他のボランティアも一緒に時間を過ごしたいと思ってなさそうだったので、私はキッチンに一人で座って、一人で食事をすることが多かったです。

お楽しみ

正直に言いましょう。ホワイトライオンプロテクションは、私が参加したプロジェクトの中で一番楽しくなかったです。なぜならキャンプでの居心地が良くなかったから。ほとんど他の参加者と話をしませんでした。もしかしたら行ったタイミングが悪かったのか、たまたまそこにいた人と気が合わなかったのかもしれません。しかし、ホワイトライオンプロテクション自体は本当に素晴らしいプロジェクトであり、ライオンを守り人々の保護意識を高めるという素晴らしい活動をしている設立者を私は本当に尊敬しています。

その他

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