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格安SIM普及の鍵になるか?「格安スマホの窓口」で聞いてみた

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4月8日に全国6ヶ所にオープンした「格安スマホの窓口」。専門知識豊富なコンシェルジュが来店者に最適な格安SIMや格安スマホをアドバイスしてくれるということで話題のお店。
オープンから一ヶ月経過した現在、どのような人たちが、どういった悩み・問題を抱えて訪問しているのか? 格安スマホの窓口 新宿店で、ショップスタッフさんに聞いてきました。

こちらの店舗は新宿という場所柄かもしれませんが、若い世代の主婦層の割合が多く、格安スマホや格安SIMという名前は聞いたことあるけど、その詳細は分からない人たちが「ここはなんだろう?」と立ち寄るケースが多いとのこと。

スタッフたちは日々、格安SIMや格安スマホとは何であるかを説明しており、なかでも「安くなりそうなイメージはあるけど、サービスや仕組みが分からない」という質問が多いそうです。言葉だけが先行して、なんとなく「(格安SIM・格安スマホは)胡散臭いサービスなのでは?」という心配を持っている方が多いそうです。

店舗での人気のプランは、端末とSIMがセットになった格安スマホのセットだそうです。

なかでもZTEのBlead V6の人気が高く、見た目の良さもさることながら、価格が安くて使いやすいという点が購入者からは好評だとか。

また、お客さんの多くが自宅にネット環境を持っていないため、固定の光回線とまとめて新規契約・MNPをするとのこと。確かにモバイル回線の利用可能なデータ容量は大きくなりましたが、時間帯によっては思うほど速度が出ないということはMVNO、キャリアに関わらずあります。

スマホから動画鑑賞を行ったり、大容量ゲームをダウンロードしたりする機会も増えてきています。格安スマホ/格安SIMの乗り換えが、自分たちの通信環境全てを見直す良い機会になっているのかもしれませんね。

現在、こちらの店舗で取り扱っているMVNO SIMは、「スマモバ」「OCN モバイル ONE」「U-NEXT」といったブランドとなっており、取り扱うSIMブランドは今後「増やしていく予定」であるとのこと。どういったブランドが増えるのかは、顧客ニーズを考えて行っていくそうです。

取材を行った当日も実際に契約を行っている方もいました。乗り換えの際、お客さんが気にする点についても聞いたところ、「メールアドレスがなくなるということは余り気にしていない。最近ではLINEやフリーメールなど、連絡する方法はいくらでもあるから。電話をする際、無料通話がないことに抵抗感を持つ方が多い」とのこと。また「本体が欲しい人も多いので、キャリアのような月々割がない」ということも大きなネック。しかし、こちらの店舗で販売しているスマモバのスマホセットは月々割が用意されているので、購入時の大きな後押しになっていると明かしました。

「近くにビックロなどの大型量販店があるが、そういったお店に流れていく人はいないのか?」と質問を投げると「本当に詳しくないお客さんにとって、電機量販店でスマホを購入することはハードルが高く難しい。格安スマホの窓口は、いわゆる街にある携帯屋さんに近い位置づけで、そこに安心感を覚えて入ってくれる人が多いです」という回答にはハッとさせられました。過去の量販店取材で、量販店で購入するお客さんの多くが事前に下調べをしてから来ているという話を思い出し、量販店がカバーしきれない「何を調べれば良いのか分からないで困ってる」お客さんの存在が垣間見えた気がしました。

いわゆるレイトマジョリティと呼ばれる一般層にMVNO SIMやSIMフリースマホが浸透していくには、今回取材した格安スマホの窓口のようなお店の存在が必要不可欠になるのではないでしょうか。5月13日に同ショップの7号店となる「格安スマホの窓口 アリオ鳳店」がオープンしましたが、今後、さらに店舗を全国展開していきたいとのこと。さらなる店舗の充実に期待したいところです。 

(文:SIM通編集部)

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