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衆参同日選 「政治記事の確度高い」読売の見送り報道で沈静化

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 衆参の同日選挙に強い意欲を持っていた安倍晋三・首相はオバマ大統領、キャメロン英首相との首脳会談のためにサミット会場の伊勢志摩に向かう前、山口那津男・公明党代表、谷垣禎一・自民党幹事長と相次いで会談した。

 同日選に強く反対している公明党の山口代表は、「『同日選という向きもあるが』と問うと、総理は『解散のかの字も考えていない』と述べた」と会談の具体的なやりとりを明かして「解散なし」を強調した。

 読売新聞は会談の内容をもとに1面トップで「同日選見送りの公算」(5月25日付朝刊)の見出しを掲げ、同日夕刊1面でも、「参院選集中 首相が指示」との見出しでこう報じた。

〈谷垣氏によると、首相は参院選の個別選挙区の対応を具体的に指示したという。首相は現時点では衆院解散を考えておらず、参院選に注力する構えを示したものだ〉

 首相に近いとされる産経、読売、NHK3社のうち、とくに読売はベテランの政治家や秘書、政治部記者たちから「政治記事の確度が高い」と見られており、前回の解散もスクープしている。その読売だけはそれまで「首相は解散を諦めていない」と書いていたが、ついに同日選見送りを報じたことで、永田町では解散ムードは沈静化しつつある。

 それでも、自民党内には安倍首相はまだ最終的な判断をしていないという疑心暗鬼が根強くある。

※週刊ポスト2016年6月10日号

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