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ZARD、坂井泉水9回目の命日に25周年記念ライブ開催

ZARD、坂井泉水9回目の命日に25周年記念ライブ開催

東京、大阪で全3公演が開催され、6500人を動員したZARDデビュー25周年記念ライブ「What a beautiful memory~25th Anniversary~」が、5月27日にTOKYO DOME CITY HALLで最終公演を迎えた。

坂井泉水の歌声と映像がバンドの生演奏とシンクロし、臨場感に満ちたステージを展開するこのライブ「What a beautiful memory」は、坂井泉水の追悼ライブとして2007年~2009年、そして20周年の2011年に行われて以来、実に5年振りの開催。チケットは全公演完売となり、変わることないZARDの人気の高さを見せつけた。

最終公演が行われた5月27日は、ZARDのボーカル・坂井泉水の9回目の命日。会場には献花台も設けられ、思い思いの花束を手にしたファンの列は途切れることなく続く。この日のチケットを持たないファンも多く、開場後にも周辺で献花台を撮影する人、献花後に駅に向かう人の姿も多く見られた。

予報が出ていた雨の気配もなくなった午後7時、ライブがスタート。「負けないで」のストリングスに合わせ手拍子が起こる。そして、ステージ中央に置かれたマイクにライトがあてられると同時に、坂井泉水の声が流れる。

“ZARDのライブにようこそ。今日は楽しんでいってください。”

同時に会場中から歓声があがり、その歓声とともに始まったのは「揺れる想い」。坂井泉水が生前行ったライブ(1999年船上ライブ、2004年“What a beautiful moment Tour”)でオープニングを飾った曲であり、今回のバンドメンバーのほとんどが1999年、2004年のライブにも参加したゆかりのミュージシャンたちということで、まるで当時を再現しているかのようだ。ステージに置かれたマイク、そしてチェアとテーブルは2004年のツアーで実際に使用されたものであり、センターステージの坂井泉水を囲むようなバンドの配置からもその印象は強い。

しかし過去のライブの再現ではなく新たなZARDのライブなのだということを、早くも4曲目「Listen to me」から実感することになる。この曲は過去のどのライブでも演奏されていない初披露曲。イントロが流れると会場から声があがる。スクリーンに映し出された坂井泉水の歌唱映像も初公開であり、人々の目は釘づけとなっていた。ほかに「サヨナラ言えなくて」「二人の夏」「気楽に行こう」が初公開映像とともに今回のライブで初披露された。

さらに、ZARDゆかりのアーティストたちがゲストとして登場。大野愛果のピアノとともに「少女の頃に戻ったみたいに」、徳永暁人のアコースティックギター&コーラスとともに「永遠」、小澤正澄のギターとともに「愛が見えない」、池田大介のピアノとともに「My Baby Grand ~ぬくもりが欲しくて~」等が次々と演奏されると、会場の熱はさらに高まっていく。

途中、バラードの名曲「遠い日のNostalgia」「Forever you」では、ZARDカラーのサイリウムが会場中を埋め尽くした。曲に合わせて静かに揺れる青い光がステージ上のスクリーンの坂井泉水の映像とともに映し出され、どこか厳粛で幻想的な雰囲気が漂う。青い光を手にしたそれぞれの人の胸に、坂井泉水への想いがやさしく染み渡っていく時間だったに違いない。

また、ライブ中盤には、ZARDのプロデューサーでもある長戸大幸が手掛ける新プロジェクト“d-project”の第一弾アルバムとしてリリースされた「d-project with ZARD」のバージョンで「愛は暗闇の中で」がプレイされ、新たなZARDの魅力をオーディエンスに発見させた。

ライブは後半にさしかかり、MCの「ZARDデビュー25周年に相応しく、さらに会場一体になって大いに盛り上がっていきましょう!」の言葉を受けて、「心を開いて」のイントロが始まると、アリーナから3階席までオーディエンスが一斉に立ち上がる。「Today is another day」から「マイ フレンド」、そして「Don’t you see!」と、人気曲、大ヒット曲が立て続けに披露され、熱気に包まれたまま本編は終了するも、沸き起こったアンコールの声を受けて、ライブが再びスタート。

アンコール開始とともに会場は再び総立ちとなり、「こんなにそばに居るのに」のインスト演奏とともにバンドメンバーが次々とスクリーンに映し出されると会場からも歓声が上がる。坂井泉水の歌声と歌詞の魅力がダイレクトに伝わってくる今回のライブは、坂井泉水へのリスペクトと確かな技術と豊かな感性を持った彼らが居るからこそ実現したものなのだろうと、改めて感じた人も多かったに違いない。

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