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渋谷の代々木公園で開催!フィリピンに伝わるボードゲーム「スンカ」とは

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ゴールデンウィークも後半の5月4日。夜中の悪天候もはねのけ、代々木公園で行われた「今日だけ、子どもパーク!」にアンガットとして参加してきました。アンガットとは元青年海外協力隊有志等が集まった筆者が代表を務める団体です。

いつもはフィリピン映画を上映しているアンガットですが、この日は「スンカ」というフィリピンに伝わるボードゲームを用意し、子ども達と対戦する『フィリピンの遊び。』コーナーを設けました。

フィリピンに伝わるボードゲーム「スンカ」

フィリピンのスンカというゲームはマンラカとも呼ばれ、アフリカや中近東、東南アジアにかけて古くから親しまれているそうです。スンカやマンカラの歴史はとても古く、紀元前4000年前からあると言われており、ルールの異なる100種以上ものゲームが含まれ、フィリピンでも地方によってルールは様々。

たくさんの違った遊び方がありますが、「交互に駒を撒いていき、相手の駒をとる」というルールは共通しています。ルールは非常にシンプルで、子供でもプレイ可能ですが、オセロなどと同じように、頭を使った先読みを要求されるスリリングなゲームです。

アフリカや中近東では大型の豆科の植物の種や小石を駒にしますが、フィリピンでは南国らしく、タカラガイ科のとても美しい貝殻を駒として使用しています。最近では学校や児童館などでもおはじきを駒にしてよく遊ばれているようです。

今年で6年目の「今日だけ、こどもパーク!」


「今日だけ、こどもパーク!」は、2010年に、「創造公園渋谷 Art Re-Public」として、渋谷の街を盛り上げようという思いで始まりました。その後、子どもとアートをキーワードにし、会場は代々木公園に定着。名前も新たに「今日だけ、子どもパーク!」と一新し、今年で6年目を迎えました。

渋谷に集まる様々なアーティストが身近にある素朴な素材にアレンジを加え、「子どもの笑顔はみんなの笑顔」をテーマに子ども達の無限のクリエイティビティに挑戦し、青空の下で大人も子どももアートに触れられる場となっています。

毎年楽しみにしているファンも多く、たくさんの人が訪れる素敵なイベントです。今回が初参加だったアンガットも、皆さんと共に楽しむことができました!

「こどもパーク!」の1つ目のコンテンツは、様々なアーティストが子ども達とふれあう「あーとパーク」。巨大なソフトブロックで遊ぶ子ども達(by NPOプレイグラウンド・オブ・ホープ)や、新聞紙を使って変身した子ども達(by モンスターズ)、竹棒でティピーを作ってつなげて大きな秘密基地をつくり、その中で遊ぶ子ども達(by アトリエまあん メビタマ ミズタマ)など、様々なもので遊ぶ姿を見ることができました。

最もファンが多いとも言われている「漫読家」の東方力丸さんは、今年も年代々木公園に古巣の井の頭公園から駆けつけてくれました。渾身の「ぐりとぐら」の読み聞かせは圧巻でした。子ども達も釘付けです!

2つ目のコンテンツは常に気持ちいい音楽を届けてくれる「おんがくパーク」。「こどもパーク!」の真ん中にあるライブ会場からは、一日中気持ちのいい音楽が流れ、大人も子どももリラックできる空間が広がっていました。

3つ目のコンテンツはテニスやフットサル、ストライダーの体験ができる「うんどうパーク」。プロの選手と対戦できるフットサルコーナー、ちびっ子たちが乗りまくることができるストライダーコーナーなど、子どもたちの汗が輝いていました。

そして4つ目はここでしか味わえない無農薬のオーガニックフードや、厳選されハンドドリップでいれたコーヒーなどを味わえる「もぐもぐパーク」。肉、魚、卵、乳製品を全く使わないヴィーガンフードや山梨の道志村で栽培された自然薯のどんぶり屋さんなど、珍しいものがたくさんありました。

音楽やアートを楽しみながら、青空の下、フィリピンの茣蓙を敷いてのんびりスンカを広げていると、子ども達が「あ、マンカラだ! 遊び方知ってるよ!」と寄って来てくれました。聞くと、やはり児童館で習ったようです。きれいな貝殻に誘われてやってきた小さな女の子たちもいました。

風に吹かれて茣蓙に座っていると、フィリピンにいた頃の記憶がよみがえりました。フィリピンの農村の昼下がり、子ども達、特に女の子達がおばあさんたちとスンカで遊んでいる姿…。私もおばあさんたちと対戦させてもらいましたが、一度も勝つ事ができませんでした。

今年は1日しか参加できませんでしたが、「今日だけ、こどもパーク!」は毎年GWの後半の2日間にわたって行われるイベントです。アンガットも来年はもっとパワーアップして、2日間の参加を目指します。

今年は終わってしまいましたが、次のGWにはぜひ皆さんも参加してみませんか?

「今日だけ、こどもパーク!」公式サイト

文・写真:アンガット代表 永井愛子

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