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「安心して出ておいで」思い悩むわたしの代わりに、お腹に話しかけてくれた夫

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妊娠前、わたしは毎日バリバリ仕事をして、週末は研修へと飛び回っていました。

その甲斐あってか責任ある立場も与えられ、研修では学ぶ側から教える側へ。

色々なことが軌道に乗って、努力が報われ、これからさらに躍進したいと思っていました。

4年前に結婚をして、旦那さんは赤ちゃんを欲しがっていました。

でも、わたしは元々子どもが苦手だったし、仕事が楽しかったので、

「まだいいや」

と先延ばしにしていました。

そんな矢先の想定外の妊娠。

これを読んでいらっしゃる方の中には、わたしには赤ちゃんを授かる資格がないとおっしゃる方もいるかもしれませんが…最初に口にしたのは、

「仕事どうしよう」

でした。

仕事も研修も、年単位で予定は詰まっていましたし、責任のある立場になれて、

「これから!」

という時でした。 関連記事:転職して半年での妊娠は恩を裏切ることになる…?なかなか言い出せなかった職場への妊娠報告

さらに、妊娠がわかった直後からひどいつわりが始まり、仕事もこなすのが精一杯。

『産む』ことに不思議と迷いはありませんでしたが、身体が思うように動かず、ストレスばかりが溜まる日々…。

「なんでこんな目にあわなきゃいけないの?」

と、でもそんな風に思ってしまう自分がとんでもなくひどい人間のように思えて、受け入れられず自覚も持てず、罪悪感との葛藤で苦しみました。

「もう嫌」

「こんなこと耐えられない」

「やめたい」

「代わってよ」

「わたしの気持ちなんて、あなたにはわからない」

散々、旦那さんに当たりました。

でも、旦那さんは、仕事が終わって帰ってくると、動けないほど疲れてしまうわたしの代わりに、家事のほとんどを担ってくれました。

たまに喧嘩もしましたが、理解しようと最大限努力をしてくれました。

ひどいことばかりを言うわたしの代わりに、お腹に向かって、

「ママは今は辛くて、こんな風に言っているけど、大丈夫。ちゃんと可愛がるから安心して出ておいで」

といつも話しかけてくれました。

今は5カ月に入り、つわりは落ち着きました。

まだ、自覚も覚悟も持てている自信はないけれど…。

少しずつですが、自然とお腹に話しかけたり、『ちゃんと元気かな…』と思うなど、赤ちゃんが自分のお腹の中にいることを受け入れられるようになってきました。

身体はどんどん重たくなるし、便秘やお腹の張りなど、仕事も思うようにはいかないこともあるけれど、職場の仲間が支えてくれています。

自分のことしか考えられず、一人で抱えている気になっていたけれど…旦那さんや家族をはじめ、本当にたくさんの方々に支えられて、守られて、今があるということを痛感しています。

そんなわたしの大切な人たちを、早く赤ちゃんに会わせてあげたい。

今は、そんな風に思っています。

妊娠が分かった時、即座に手放しで喜べなかったとしても、大丈夫。

少しずつ、自分らしく、ゆっくりと受け入れていけばいい。

罪悪感を感じてしまっても、それでいい。

わたしは周りの人に迷惑をかけてしまったけれど、迷いながらも自分で答えを見つけていきたいです。 ママもパパも、少しずつ育つもの。関連記事:自覚ゼロの大学院生夫、立ち会い出産を経て「父」になる! 幸せな家庭の秘訣は

著者:ミィ

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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