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間違った日本観に驚愕!「やりすぎ和スポット」5選

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今年4月には訪日外国人旅行者数が208万人を超え、単月としては過去最高を記録するなど、世界中から観光客が押し寄せている日本(2016年5月、日本政府観光局発表)。その消費を取り込むべく、オシャレな観光施設も増えてきているが、一部の外国人には「サムライ」「ゲイシャ」といった昔ながらの日本観も変わらず求められている。

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実際、そんな「間違ったニッポン」を逆手にとった内装を施し、人気になるホテルや店舗も増えてきているという。日本人から見ると明らかに「やりすぎ」と思えるが、外国人にはたまらないのも事実。そんな和テイストを持ったスポットを5つ紹介しよう。

(1)戦国、忍者、花魁…カプセルホテル「ビジネスイン ニューシティー」(神奈川県横浜市)

「和カプ」と呼ばれる和風テイストのカプセルホテルが人気の「ニューシティー」。現在は3種類の「和カプ」がラインアップされており、戦国武将、忍者、花魁をイメージしている。各カプセルのドアには、武将の家紋や手裏剣の絵柄などをデザイン。カプセルホテルというシステム自体が日本独自なのに、それをさらに「和」で彩るという“やりすぎ感”がたまらない。内装は「忍」「陣」「剣」などの漢字に加えて「NINJA」などの表記もあり、ポップな和風テイストでまとめられている。

「以前は外国人の利用は少なかったんですが、『和カプ』を始めてからは利用者数が10倍以上になりました。デザインを決めるときには『アメコミに出てくる日本』をイメージ。アニメ好きの外国人の方や、日本人の方にも好評です」(スタッフ)

(2)まるで平安時代!? 温泉旅館「旅殿 御所 社乃森」(徳島県阿波市)

徳島県阿波市にたたずむ温泉旅館「旅殿 御所 社乃森」。敷地面積3000坪に客室はわずか10室という豪勢な造りで、コンセプトは「平安時代」。

「元々は女性専用の旅館だったんです。お客様には平安貴族のご気分を味わっていただきたいので、お泊まりいただくだけではなく、優美な平安装束を身に纏い、『投扇興(とうせんきょう)』などの雅な平安遊びに興じていただけます」(女将の豊永さん)

平安時代の雰囲気を出すための演出は徹底していて、部屋にはテレビすらないという。

「外国のお客様は去年ぐらいから多くなりました。お一人で来られる女性外国人のお客さまもいらっしゃいますね。アニメや映画で平安時代の日本に興味を持って、その世界が味わえたと満足していただきました」(豊永さん)

(3)神輿が担げるナイトクラブ!?「東京354CLUB」(東京都渋谷区)

渋谷にある「東京354CLUB」は店舗の壁一面に葛飾北斎の春画「蛸と海女」が描かれ、フロアにはお神輿が置いてあるというお祭り魂があふれまくっているクラブ。

「神輿は広島県の職人さんが2カ月間かけて作った特注品で、制作費はかなりいいクルマが1台買えるほどの値段です。外国人のお客さんに『あれは何?』と聞かれて『フェスティバルシンボルだ』っていうと皆さん驚きますね」(店長の久保さん)

LIVEや貸切イベントなどでは実際にお神輿を担ぐことも可能だという。

「やっぱり神輿を担ぐと盛り上がります。秘密基地みたいに利用してもらって、渋谷の街ごと盛り上げていきたいですね」(久保さん)

(4)花魁が人気のショーレストラン「六本木香和」(東京都港区六本木)

花魁をテーマにしたショーを公演している「六本木 香和(かぐわ)」。和を再現したダンスパフォーマンス、大仕掛けの舞台装置を駆使した殺陣やアクションはハイレベルで、海外のガイドブックにも載っている、六本木の定番観光スポットだ。

「六本木という土地柄、外国の方の接待で使っていただくことを想定していましたが、最近では外国人観光客が増えてきましたね。ただ、アジアからのお客さまは少ない印象です」(広報担当者)

総制作費7億円をかけたというショーは豪華絢爛で演者は美人揃い。これを観るためだけに日本に来る外国人もいるという。

「毎日来られるリピーターのお客様もいらっしゃいますよ」(広報担当者)

(5)武家屋敷風の部屋も?「ラブホテル 迎賓館」(神奈川県川崎市)

JR川崎駅より徒歩10分にある「迎賓館」は撮影マニアの方々には有名なラブホテル。内装に凝りまくったゴージャスな部屋がいくつもあり、映画『ヘルタースケルター』の撮影で使われたり、コスプレ撮影会のスタジオとして利用されたりすることも多いという。305号室は、江戸時代の武家屋敷を彷彿させる豪華な作り。

「なぜこんな部屋を? と聞かれることが多いんですが、先代が作ったモノなのでよくわからないんです(笑)。内装は豪華ですけど、値段も他の部屋と比べると割高なので平日の宿泊ならけっこう空きがありますね」(社長の村野さん)

殿様気分が味わえそうで人気も高そうだが、確かにラブホテルという目的を考えるとこの内装はやりすぎかもしれない。

「外国人のお客さんはあまり来ないですけど、海外のメディアからの取材はたくさんきますね」(村野さん)

「和風」というと、しっとりした落ち着いた雰囲気を連想させる。しかし、外国人の目から見た「和テイスト」は、もっとポップでエキセントリックな要素を含んでいる。そんなイメージを体現した「やりすぎ和スポット」は、外国人観光客だけでなく、日本人でもより新鮮な感覚で楽しむことができるはずだ。
(鉾木雄哉/清談社)
「ビジネスイン ニューシティー」。床が畳になっているところも日本人には好評とのこと「旅殿 御所 社乃森」。平安絵巻をそのまま再現したような寝室ラブホテル「迎賓館」。昔は灯籠がある辺りに水が流れていたが現在は止めている
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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