ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

「廃棄されたベーコン」が花瓶やランプに。これが、アーティストからの問題提起のカタチ

DATE:
  • ガジェット通信を≫

和紙や木の薄皮にも見えるこの素材、実は肉!しかも、賞味期限が過ぎたもので作られているんです。

食品廃棄に警鐘を鳴らすアート

これはベルギー人デザイナーのIssac Monteさんが始めた「The Meat Project」。スーパーから廃棄された肉を使い、素材を抜き出し違った枠組みで捉えるという試み。

科学の力を借りたユニークな制作過程

まずはスーパーから賞味期限が過ぎたベーコンなどを集め、研究室で脱細胞化を行います。これは最新の細胞再生研究に用いられている手法。このプロセスを経た肉は細胞の中がからっぽになり、透き通った白い色へ。大理石のような見た目で、ゴムのような触感になるんだとか。



そして作りたいものの形に成形すれば…

この通り!

ライトの形は肉に棲んでいる大腸菌からインスパイアされたもの。肉を悪くしたり感染症を引き起こすこの菌を使うところ、彼の皮肉なのでしょうか。

生産、流通、消費など、食肉にまつわる問題への認知度を高め、これまでのやり方を変える必要があることを知らせたいという考えからこのプロジェクトをスタートしたというMonteさん。

肉の見た目や形を変えず、細胞を抜いただけでまた違う用途にーー。食品リサイクルの新たな形は、アートなのかもしれません。

Licensed material used with permission by Isaac Monté

カテゴリー : 生活・趣味 タグ :
TABI LABOの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

TOP