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【おもいでタイムライン】第7回:2010~2008年、ゆるやかに、スマホの時代に。

2010年10月、auは当時初となるおサイフケータイ® やワンセグに対応したAndroid™搭載スマートフォン「IS03」を発表

日本で初めての携帯電話「ショルダーフォン」が発売されてから、 約30年が過ぎました。そして携帯の進化と同時に、私たちのコミュニケーションも大きく変化してきました。携帯電話の歴史は、コミュニケーションの変遷の歴史でもあるんです。

では、一体どんなふうに変化してきたのでしょう?

そんな30年を振り返る連載の第7回をお届けします。今回は2010〜2008年までさかのぼってみましょう。スマホの登場から定着の時代です。

■おもいでタイムライン
http://time-space.kddi.com/omoide

今や、日本でのスマホ利用率は全年代で6割超。20代に限定すると94.1%、30代で82.2%と、多数派となっています※。でも、日本で盛り上がりを見せ始めたのはこの7〜8年の話。スマホは思ったより急速に普及したわけではなさそうです。「ゆるやかに、スマホの時代に」といったところでしょうか。

※総務省(情報通信政策研究所)調べ、2014年度

iPhone登場の衝撃

この時代の携帯電話・スマホは?
「Cyber-shotケータイS001」(2009年3月発売)
→「おもいでタイムライン」記事へ

この時代の携帯電話・スマホは?
「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」(2009年7月発売)
→「おもいでタイムライン」記事へ

日本のスマートフォン元年は2008年といっていいでしょう。前年にアメリカでリリースされたiPhoneが日本上陸を果たしました。

それまでの携帯電話は、ディスプレイに数字キー、通話ボタン、カーソルキーを備え、役割の決まったボタンを押して操作するものでした。当時、日本の携帯電話は、爛熟期を迎えていました。多機能が行く着くところまで行き、搭載したそれぞれの機能の使いやすさの追求に余念ナシ。

例えば、2009年に発売されたハイスペックカメラ「Cyber-shotケータイS001」は、8.1メガカメラと 3.3インチフルワイドVGA有機ELディスプレイを搭載し、スペックだけではないデジカメ感も味わえました。また、「Mobile Hi-Vision CAM Wooo」は、ステレオ音声記録によるハイビジョンムービーが撮影できて、携帯電話としては世界で初めてHDMI端子を搭載し、見た目も完全にムービーカメラでした。当時の折り畳み型ケータイの多くは回転二軸ヒンジで、ディスプレイを表にしたまま折り畳める構造を採用。ワンセグ放送の快適な視聴に対応していました。

そういった多種多様な機能やギミック、特にカメラ機能や映像/音楽メディアを楽しむ方向で進化してきたのが日本のケータイの特徴。何しろ「ガラケー」なんて呼ばれてましたからね。

iPhoneの上陸は、日本のケータイの独自進化を一撃でグローバル化させました。複雑化の一途をたどっていた本体デザインは、フラットなタッチパネルに。そして、指で直接触れて操作する。このインターフェイスは、当時の評論家たちに「タイプライター以来の発明」などと絶賛されたりもしました。朝の情報番組でもスワイプやスクリーンタッチで操作する模様をスタジオで実演する光景も見られましたね。

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