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映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のジェームズ・ボビン監督は、作品に“複雑さ”を吹き込んだ

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5月23日(現地時間)、映画『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』のロサンゼルス・プレミアが開催された。出演者と製作陣らがレッドカーペットを歩き、ハリウッド大通りに米ウォルト・ディズニーの魔法の力をもたらした。

ジョニー・デップ、ミア・ワシコウスカ、アン・ハサウェイ、ジェームズ・ボビン監督、プロデューサーのスザンヌ・トッドが、エル・キャピタン・シアターに姿を現し、今作でいかにしてアリスと幻想的なアンダーランド(地下の国)を描き出したのかを語った。

前作『アリス・イン・ワンダーランド』に引き続きアリス役を演じたワシコウスカは、「前作でアリスは自分の人種に違和感を覚えていましたが、今作ではかなり強い自己意識を持っています」と語った。ワシコウスカは、アリスを演じて「楽しかった」と言い、アリスの姿については「誰も疑問を持たないでしょう」と述べた。

当初、プロデューサー陣は続編の製作を想定していなかったが、全世界で10億ドル以上の興行収入を記録した前作の成功を受け、その考えを改めた。しかし、彼らは「特別で重要だと思えるアイデアを考え出すまでには、長い期間を要した」とのことだ。

前作に引き続きプロデュースを手掛けたトッドは、「私たちは意図的に、前作とは異なる方法で、楽しさとコメディの要素を作品に持ち込みました。また、キャラクターやストーリーに、より大きな感情の深みを持たせたいと思いました」と語った。

「私たちはこの文学作品に立ち返って深く探り、時間や時間の尊さに焦点を当てたアイデアを気に入りました。ルイス・キャロルが時間について書いた文献があったので、大変参考になりました」(トッド)。

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、家族を失ったマッドハッター(デップ)を立ち直らせるため、アリスが危険を冒して時空を超えた旅に出かける様子を描く。ファンタジーの要素がある一方で、今作は家族の重要性、死、そして時間の大切さを描いている。

映画『ザ・マペッツ』シリーズのボビン監督は、前作のティム・バートン監督から手綱を引き継いだ。彼は、自身が手掛けたこれまでの作品と同様に今作でも喜劇の雰囲気を目指したが、結果としてキャロルの原作に忠実であり続けたとも語った。

「ルイス・キャロルにインスパイアされた物語で、それ故に、ある種の複雑さは避けられなかった。しかし、それと同時に、複雑すぎると感じるのは嫌だろうから、テストとして定期的に私の娘に物語を見せていました」(ボビン監督)。

「子どもの頃、私はルイス・キャロルの物語を読むと笑顔になれた。そんなことを少しでもこの世界に還元したいのです」(ボビン監督)。

『アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅』は、5月27日に米劇場公開となる。

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