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衆参同日選をにらみ投票箱の注文増 生産量は例年の3倍

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 多くの人が「あり得ない」と思っていた衆参ダブル選挙が現実になりそうな雰囲気だ。舛添要一・東京都知事の政治資金スキャンダルが泥沼状態になり、都民の多くもその釈明に納得していことで、都知事選もあわせてトリプル選挙の可能性も出てきた。もっとも、トリプル選は有権者はもちろん、選挙実務を取り仕切る選挙管理委員会にも未経験だ。

 例えば東京都や、条例で参院選と県知事選を同じ日に施行すると決めている鹿児島県の場合、もし衆参W選挙になった場合、衆院の小選挙区と比例代表、参院も選挙区と比例代表、さらに知事選と最高裁裁判官の国民審査まで投票箱が6つ並ぶ。衆院東京5区と6区にまたがる東京都世田谷区の場合、不在者投票所に12箱が置かれるという異常事態である。

 投票箱メーカーのムサシには同日選をにらんで各自治体の選挙管理委員会から注文が相次ぎ、「早い自治体からは4月に注文が来て生産量は例年の3倍です。6月には追加注文もあるのではないか」(広報室)とホクホク顔だが、投票箱が足りなければどうなるのか。

 東京都千代田区の選管はこう説明する。

「千代田区には投票箱が3つしか置けない投票所もある。ダブル選挙やトリプル選挙で投票用紙が4枚以上になれば、例えば衆院の選挙区と比例代表を同じ箱に投票してもらう。1箱に2枚入れることは公選法で禁止されていませんし、実際に衆院選と都知事選の同日選挙となった前々回総選挙で実施した前例があります」

※週刊ポスト2016年6月3日号

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