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長女、1歳10カ月での初めての試練。パパとママと離れて過ごす長い長い1日

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長女が1歳10カ月の時に、第二子を妊娠しましたが流産しました。

思いがけない流産に、夫婦で抱き合って泣き、悲しみました。

しかし、いつまでも悲しみに暮れているわけにはいかず、流産が確定すれば今度は母体から赤ちゃんを取り出す手術が必要になります。

そのまま心拍が停止した赤ちゃんを母体に入れておくと、大出血する危険性があるため、早い段階での手術が必要だったのです。 関連記事:ごめんね待っててね…子宮頸管が2cm以下になり、1歳の息子を残し切迫早産で入院 – 赤すぐnet 妊娠・出産・育児 みんなの体験記

病院のスケジュールとの兼ね合いもあり、手術日程が決まりました。

運が悪いことに、手術の日程は主人が3泊4日で遠方に出張の日でした。

この出張は他の人で代用できないため、どうしても主人が出向くしかないのです。

「精神的にも辛い流産手術を、1人で過ごさないといけないのか…」と私自身も辛い気持ちになりました。

しかし、問題になるのは当時1歳だった長女の世話についてです。

手術は1泊2日で行われるため、丸々1日以上離れて過ごすのです。

ありがたいことに、義両親と完全同居のため、私たち夫婦が不在の間は義両親が長女を面倒見てくれることになりました。

昼間は義母の職場である保育園で面倒を見てもらい、仕事が終われば家で見てもらいました。

日頃からじぃじ、ばぁば大好きな長女なので、とても助かりました。

しかし、ママとは1日たりとも離れたことがなかったので、そのことがとても心配でした。

当時長女に、「パパとママはいないけれど、ママは次の日に帰ってくるよ」と話しましたが、どれくらい理解していたのか分かりません。

手術当日は私自身も不安でいっぱいでしたが、1人残す長女が何よりも気がかりでした。

朝いつもと雰囲気が違うことを察したかのように、かたい表情をしていた長女を見て、陰で思わず涙がこぼれました。

しかし笑顔でバイバイして、長女が不安にならないようにしました。

私は流産の手術を無事に終えて、翌日の午前中に帰宅しました。

昼過ぎになって義母と長女が保育園から帰宅しました。

ドキドキしながら「おかえりなさい。よくがんばったね、えらいね」と長女に声をかけました。

1日半ぶりのママとの再会ですが、長女は意外にもクールで、「ママ―!」と抱きつくこともなく、何もなかったかのように私に接してきました。

私としては、「離れていたのに平気だったのか…」と寂しい思いもありつつ、同時に良かったと安心しました。

しかし、大変だったのは夜になってからです。

いつも通り夜に寝たものの、夜中にすさまじい夜泣きが始まったのです。

火がついたように泣き叫び、抱っこしても反り返るほどの激しい夜泣きでした。

何事もないように見えても、やはり1歳の子どもです。

ママが丸1日いないことが不安で寂しかったんだろう、我慢していたんだろう、と思うと、本当に胸が締め付けられて痛くなりました。

「ごめんね、ごめんね。もう大丈夫だよ。ママずっと一緒にいるよ」と泣き叫ぶ長女を抱きかかえ、その夜を過ごしました。

幼い長女が、小さな体でがんばっていたと思うと、涙が止まりません。

生まれてからずっと一緒にいたので、たった1日離れただけでも長女にとっては大きな試練だったはずです。

不安な気持ち、寂しい気持ちがありながらも、じぃじ、ばぁばの前では平然としていた長女を思うと、さらに涙が止まりませんでした。

流産して悲しいけれど、長女がいてくれるからこそがんばれる、立ち直れると思い、長女の存在にどれほど救われたか分かりません。

流産は辛く悲しい体験でしたが、同時に長女の存在の大きさを改めて痛感することができました。 関連記事:愛おしい2人の子…でも、あと2人、お空に帰った子。稽留流産で自分を責めた日々 – 赤すぐnet 妊娠・出産・育児 みんなの体験記

著者:giraffe

年齢:30代

子どもの年齢:5歳・1歳

2人の女の子のママです。大人しい長女に比べて、活発な次女、同じ親から生まれても姉妹でこうも個性が違うものだと楽しみながら育児しています。最近の趣味は、安くて美味しくて、子連れでもオッケーな地元の店探しです。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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