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「なんでママを困らせるの!」忙しい日の登園ぐずりで感情決壊!その時娘が差し出した小さな手

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最初に娘と離れたのは4ヶ月。

フリーで仕事をしていると家で仕事ができると思われがちですが、実際は打ち合わせや取材、外出しなければならない日もあります。

初めての離ればなれ。ついにその日が来たと、万全な準備をして、実家に娘を預けての外出は滞りなく終わりました。 関連記事:娘のイヤイヤ期に疲れ果て、イライラMAX…。登園拒否する娘についに爆発、母号泣! – 赤すぐnet 妊娠・出産・育児 みんなの体験記

急いで帰ったものの、泣きぐずることもなく、娘はぐっすり眠っていました。とても助かったはずなのに、自分がいなくても、この子は平気なのかなとちょっとすねたような寂しさがあったことを覚えています。

それから1年半、娘が1歳10ヶ月の時。自宅と実家と一時保育で乗り切っていた中、民間の保育園に入ることが決まりました。一時保育で保育園スタイルも慣れていたので、あまり心配はしていませんでした。

ようやく自分も仕事もペースアップできるし、毎日会う友達ができるのも娘は楽しいだろうなと、前向きなことばかり想像していたような気がします。

娘は確かに保育園が大好き。毎日通うようになっても、最初こそ少し不安がっていましたが、「大丈夫」と言いながら送り出すと、慣れるのも早く、安心していました。褒めてみたり、叱ってみたりいろんな言葉を彼女にかけながら。

ただ、ひとつ私が見落としていたことがありました。それは時間の概念。

娘の世界では時間は無限とあり、浮かんでくる思いや希望は、どんどん外へと飛び出してきます。これが朝の時間、登園時間が差し迫っても繰り返されているのです。着たい洋服がある。見たいテレビがある。今日はおうちの気分。そんな娘の気まぐれは、時間なんて全く気にしてくれません。

諭してもなだめても最後にはギャーと泣いてしまい、さらに時間が経過するという悪循環。時にはつきあうことはできますが、仕事がある以上、娘の言い分はすべて聞いてはいられません。しかも私からしてみればなんでそんなこと!?というような小さなことばかり。最後にはこっちが呆れて文句を言ってしまうこともあります。

解決しなければ時間と共に話し合いは強制終了。途方にくれて号泣している娘を自転車に乗せて保育園に向かいながら話す日が続きます。そして保育園につくとケロッと泣きやんでしまうのです。目の前にはお友達に先生。登園すればもう「じゃあね」とドライに扉の向こうへと行ってしまいます。

ああ、やっぱりたいしたことじゃなかったと、私も駅へと向かいます。

そんな日が続いたある日、娘が泣き続けて玄関から動きません。度々のことに先に私がパンクしてしまいました。

「なんでママを困らせるの!」

困らせない子供なんていない。そんなことは頭ではわかっているのに、ちゃんと通えている他の子。仕事している他のママ。なんで自分はできないんだろうという感情がギリギリのところで決壊してしまいました。

泣き出した私を見て、娘はきょとんと泣くのを止めました。小さな手が私の頬を懸命になでてつぶやきます。

「ママ、だいじょうぶ」

ああ、そうか。ずっと私が褒めたり怒ったりして口にしていた言葉は、彼女の中にちゃんと残っていたのです。

きっと良い言葉も悪い言葉も。

その後ふたりで、ぎゅっと抱きしめて泣きながら笑いました。

あれから数年。娘は小学生になってそんなことは全く覚えていません。それでも小さな妹に言い聞かせたりする姿は良くも悪くも自分に似ていて、笑いながらも時々「気をつけよう」とヒヤヒヤするママなのでした。 関連記事:子育て最初の山場、イヤイヤ期。イラッとすることもあるけれど、ぶれずに見守りたい – 赤すぐnet 妊娠・出産・育児 みんなの体験記

著者:ペメ

年齢:30代

子どもの年齢:8歳・3歳

歳の差姉妹に振り回されながら、フリーランスで働いています。優しすぎて妹に日々やられっぱなしの姉。姉ができることは全部できると信じているやんちゃな妹。くっつけばケンカをするのにやっぱりくっつく不思議な仲良し姉妹です。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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