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元気なのに登園できない!子どもがアデノウィルスに感染、親の仕事はどうする?

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比較的頑丈な我が家の子どもたちだが、先日、次男が久々に発をして、保育園から呼び出しの電話をもらった。

過去に尿路感染症を患っているので、急な発熱はまずそちらを疑う、というがインプットされている私であったが、今回は明らかに1ヶ月ほど鼻や咳の症状があったため、38度を超えているという状況も含め、インフルエンザを疑った。

朝、夫が次男を送って行き、その1時間後に呼び出し電話がかかってきたが、翌日に締め切りを抱えていた私は、まだ会社にたどり着いていない夫に頼んで、再び迎えに行ってもらうこととなった。

「アデノウィルスだって。」

保育園ではインフルエンザとアデノウィルスがでていた。 関連記事:育休明け直後は魔の一週間。保育園デビューで病気をもらいまくってきた息子

両方の検査をした結果、喉に棒を突っ込むアデノウィルスの検査で嘔吐してしまったそうで、大量の洗濯物を抱えて、借り物の洋服で次男は夫と帰宅していた。

熱が高い以外は概ね元気で、普段と変わらない。

元気なので、外に行きたいと訴えて、1歳児は大声で叫んでいた。

■ 熱が長く続くアデノウィルス

このアデノウィルスだが、いろいろなタイプの症状がある。

胃腸炎の場合は保護者の意見書を書くことで登園が可能になるが(園により異なる)、プール熱にジャンル分けされるものだと、解熱後2日は登園禁止となり、医師による登園許可書が必要となる。

この時、年度末であった。

新年度から、次男は新しい保育園に転園することになっており、休む日数によってはこのままサヨナラになってしまう。

私は締め切りを複数抱えて休めない状況。

もちろん夫だって暇ではない。

実家から母親が週3日ほどくるが、70近い、健康体とはいえない体で、落ち着きのない5歳と、目が離せない1歳を託すのは気が引ける。

相談して、しばらく夫婦が半休ずつで対応することになった。

感染性が高いとのことで、基本的に大人はマスク着用、オムツ替えの際にはディスポのゴム手袋を着用することに。

これで長男に感染したら何日休めばいいのか……、ということになる。

弟と遊びたがる長男をできるだけ遠ざけた。

熱は最初の1日は38度をウロウロし、2日めに39度を超えた。

発熱から4日間は、きっちり38度台をマークしたのだが、4日めの夜、急に熱が下がったのだった。

3月31日だったこの日、今まで行っていた保育園から荷物をすべて引き上げ、1年間の制作したものすべてが返ってきた。

入園した当時と一番最近の写真が並べて貼られており、生後2ヶ月だった、まだ赤ちゃんの次男がそこには写っていた。

「ああ、挨拶できないまま転園になっちゃったね」

これまでの1年間お世話になった保育園には、熱が落ち着いたら改めて顔を出すことになった。

■実際には利用しにくい病児保育

さて、熱が下がったのに登園禁止となった次男は、完全にエネルギーをもてあましていた。

ハイハイで追いかけっこをしたり、歩く練習をさせたり、あの手この手で運動をさせては寝かす、を繰り返した。

「元気なのに、登園できないのなー」

菌がまだ潜伏しているので仕方ないとはいえ、元気なのだったら登園していただき、こちらは出社したいというのが本音だ。

そこで、区の病児保育や病後児保育を調べてみたのだが、感染性が強いという理由で、アデノウィルスは受入対象になっていなかった。

ベビーシッターはどうだろう。病児の受け入れをしているベビーシッターの値段は1時間1600円〜2500円ほど。

1時間2000円として、8時間頼むと16000円だ。

自分の日給を考えると完全に赤字なのである。

「お金じゃなくて、どうしてもいかなきゃいけない時の利用になるんじゃないの?」

と夫は言った。

「もしくは、それ以上にお金もらってる人が使う、だよね」 関連記事:[小島慶子さん×中野円佳さん対談 第4回] 腹をくくって強くなる!保育園について、仕事との両立について

会社によっては「子の看護休暇」が有給休暇扱いになるところもあるというが、大半の会社は、届け出が必要な上に無給という、あまり意味のない制度になっているだろう。

子どもを持ちながら働く以上、私たちは子どもの病気に付き合っていく必要があるし、子によってはそれが頻繁なこともある。

国や会社の現状の制度では、富裕層ではない私のような人間が、子を持ちながら働くことは非常に厳しい。

保育園についての制度の見直しが政府で行われている昨今だが、働き方や職場が関係する労働関係の法律も一緒に変えないかぎり、ボトルネックの解消とはならないのではないだろうか。

著者:kikka303

年齢:39歳

子どもの年齢:5歳・1歳

1976年東京生まれ、都立北園高校出身。東京モード学園に進学するもインディーズブランドブームにのって学校を中退、以降フリーランスのデザイナーとして活動。その傍ら、会社員としてデジタルコンテンツを担当。2010年に結婚&出産。現在は都内某所にてWEBディレクター職についている。超イクメン夫、チャラい長男、食いしん坊な次男との4人暮らし。

@kikka303

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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