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藤巻亮太、ヒマラヤで「3月9日」歌うも途中でやめる

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藤巻亮太、ヒマラヤで「3月9日」歌うも途中でやめる
J-WAVE土曜19時からの番組「ANA WORLD AIR CURRENT」(ナビゲーター:葉加瀬太郎)。5月21日のオンエアでは、藤巻亮太さんが登場。シンガーソングライターでありながら、世界の山々を登っている藤巻さんが本格的に登山を始めるきっかけや、登山家・野口健さんとの出会い、そして野口さんとの登山についてお伺いしました。

まずは、もはや“趣味の領域を遥かに超えている”という、登山を始めたきっかけをお聞きしました。山梨出身でずっと富士山を見て育ってきた藤巻さんは、30代までには富士山に登ってみたいと思っていたそうです。29歳で初めて富士山に登るとすっかりハマってしまい、それ以来ずっと会いたかった登山家・野口健さんとの対談を雑誌で実現させたそうです。

「ミュージシャンとアルピニストっていうよく分からない関係なんですけど、なんかすごく馬が合って(笑)。それで一回、日本の八ヶ岳に連れて行ってもらって、『こいつ骨があるな』と(思っていただき)。八ヶ岳から次はもうヒマラヤでしたね(笑)」と藤巻さん。これには葉加瀬も「飛びすぎでしょ!(笑)」と思わずツッコミ。普通なら躊躇してしまいそうですが、チャレンジしたのにはある理由がありました。

藤巻さんはちょうどその頃、レミオロメンが10年目のツアーを終えたこともあり、今後の進む道をどうしようかと悩んでいた時期だったそうなのですが、その悩みがあったからこそチャレンジを決めたそうです。

「『ヒマラヤ行く?』って言われて、普通は『ちょっと行かないです…』って言うんでしょうけど、そこに何かあるんじゃないかと思って。行きましたね」と藤巻さん。何事もタイミングなのですね。

そして、2010年の年末から2011年の年明けにかけて、野口さんとネパール・ヒマラヤ奥地にあるカラパタール(標高5,550メートル!)という山に登ることになった藤巻さん。ヒマラヤ山脈にはエベレストを代表とする8,000メートル級の山々があるのですが、それはさすがに…ということで、野口さんがカラパタールを選んだそうです。

スタート地点は「ルクラ」という村なのだそうですが、そこがすでに標高2,700メートルもあるそうです。葉加瀬から「登る前の気持ちは?不安はあった?」との質問に「野口さんは本当に山の厳しさを知っている方なので、ちゃんと準備しなくちゃいけないよ、ということとか、逆に怖いくらい言うんですよ。だからずっと緊張しましたね」と藤巻さん。

急に高度を上げると高山病になってしまうので、“少し登ったらまた少し下がる”。「遠回りしているようだけど、それが大切なんだよ」と、野口さんに教わりながら登ったそうです。
カラパタールまで無事登頂されたのですが、なんと10日ほどもかかったとのこと。

過酷な山道をひたすら歩くこと10日間。その中で藤巻さんはある今まで味わったことのない感覚を知ったそうです。

「野口さんの話を聞いている時以外は、ただひたすらボケーっと歩くんです。だけど感覚だけは鋭いんです。『ここに危険があるんじゃないか』と目が鋭くなる、『鳥の声が聞こえるな』と耳が鋭くなる、すっごく感覚が鋭くなるんだけど、頭では何も考えていないっていう。これを10日間くらいやった時に、自分が元気になるのがわかって」(藤巻さん)

その感覚をあとで調べてみると、それは「瞑想状態」に近い感覚だったそうです。このカラパタールの登山をきっかけに、野口さんとはアフリカなど世界の山を旅することになるのですが、その理由はその時に感じた“「瞑想状態」への飢え”だと語った藤巻さん。

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