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マツダファン・エンデュランス(マツ耐)第1戦参戦報告【CERC ~編集デスクのロードスター日記~ #07】

▲カーセンサー・エディターズ・レーシング・クラブ(CERC)としての初陣を飾ったメンバーは、左からカーセンサー本誌デスクの大脇、筆者、そして姉妹誌カーセンサーEDGE編集部員の安島

▲カーセンサー・エディターズ・レーシング・クラブ(CERC)としての初陣を飾ったメンバーは、左からカーセンサー本誌デスクの大脇、筆者、そして姉妹誌カーセンサーEDGE編集部員の安島

デビュー戦はほろ苦く

時は一月前の卯の花月。杜の都仙台にほど近い宮城県柴田郡村田町にある東北屈指の名門サーキット、スポーツランドSUGOは桜が満開だった。仙台名物「ずんだ餅」は口に甘いが、SUGOで飾った総額75万円ロードスターの耐久レースデビュー戦は、ほろ苦い結果となった。

我々が挑戦した耐久レースは、通称『マツ耐』こと、マツダファン・エンデュランスの第1戦東北ラウンド。『マツ耐』は、「マツダ車のユーザーにこそ耐久レースの魅力を感じてもらいたい、という考えのもと企画された参加型サーキットイベント(公式HPより抜粋)」というもので、150分(2時間30分)という規定時間内でどれだけ多くサーキットを周回できるかを競うレースだ。ただしレース中の給油は禁止されており、速さだけではなく燃費も非常に重要なポイントとなる。

総額75万円ロードスターを駆るのは、筆者の他に、カーセンサー本誌デスクの大脇、姉妹誌であるカーセンサーEDGE編集部員の安島の3名。メンバー全員、何度か耐久レースの参加経験はあるが、腕前はど素人レベル。しかも舞台となるスポーツランドSUGOを走るのは初めて。総額75万円ロードスターで耐久レースに出るのも初めて。だから作戦が立てられないのだ。とはいえ、ぶっつけ本番というわけにもいかず、どんぶり勘定的な戦略を組んでみた。

・出走順:1stドライバー・大脇/2ndドライバー・安島/3rdドライバー・中野

・走行時間:大脇と安島は45分、中野50分(途中ピットストップあり)

・目標ラップ:1周(3.7km) 2分フラット前後

・目標周回数:70周

・エンジン回転数の上限:6500rpm(燃費を考慮)

▲予選18位の我がチーム。スターティンググリッドは先頭から遥か後方だ

▲予選18位の我がチーム。スターティンググリッドは先頭から遥か後方だ

想定外の連発で狂う戦略

どんぶり作戦どおり行けば、我々が参加したクラス(ロードスター・クラシック・ノーマル:初代NA型と2代目NB型が該当)なら、上位に食い込めるはずだった。だがその目論見は予選時点で崩れ去った。タイムは2分9秒707。予選順位は全21台中18位。クラス4台中3位。コースに不慣れかつ、経験の浅い安島が走ったとはいえ、目標ラップタイム2分フラットにはほど遠い。この時点から、我々にあてがわれた22番ピットに暗雲が立ち込め始めた。

14:30分。決勝スタート。トップバッターの大脇も初めてのコースゆえか、タイムが出ない。20分を経過したあたりで2分2秒台が出たが、結局2分の壁は越えられなかった。順位は総合で15~18番手。だがレースはまだ始まったばかり。耐久レースはチェッカーフラッグを受けるまで勝負が分からない。マシントラブルやコースアウト、ガス欠などで途中リタイヤすれば、それで終わりだ。次のドライバーにバトンを渡し、最後まで走りきることが重要なのだ。

15:20分。安島にドライバーチェンジ。もはや総合順位に対する興味は失った。「せめてクラス順位でビリにならないことを……」。口には出さずとも、メンバーはそう思っていたはずだ。同じクラスの他チームも、次々とピットインしドライバーチェンジを行う。そのたびに順位は入れ替わるが、中盤を超えたあたりから、周回数で他のチームに引き離されていった。

16:03分。最終ドライバーの筆者の出番が来た時点で、我がチームはクラスの最後尾を走っていた。ひとつ前との差は2ラップ。何とかして差を縮めようと意気込むも、SUGO名物の激しいアップダウン、150km/hからのフルブレーキングなど、初めて走るコースに戸惑うばかり。だが10分ほど走ると徐々に慣れ始めた。

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