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【博多】都会のド真中で和菓子一筋85年! 福岡の老若男女が愛する、つきたての「豆大福」は味わうべし!

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いつの時代も同じリズムで、ずっと変わらない笑顔とお気に入りのあの商品を提供してくれる……、そんな心の中のナンバーワンが誰の心にもありますよね。もう何十年もそのお店だけ時が止まったような佇まいで、懐かしさと温かさに包まれたお店。福岡の繁華街にも、そんな老舗があります。

アパレルショップやお洒落な飲食店が建ち並ぶ、「紺屋町商店街」の中にある「駒屋」。なんと昭和6年(1931年)創業の和菓子屋さんです。

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「駒屋」がある大名エリアは、福岡の中心地・天神から徒歩5分圏内の場所。碁盤の目状に小さな通りが広がっていて、そこにファッション&インテリアのショップやジュエリーブティック、ビューティサロン、カフェ、飲食店などが軒を連ね、若者が多く集まるカルチャー発信地。この街の歴史は深く、「大名お堀通り」「雁林町通り」「養巴町小路」などといった名称の通りがある中で、「駒屋」があるのは最もメジャーな「紺屋町通り」というストリート。その通りの「紺屋町商店街」は今日も若者から年配客まで、さまざまな人が行き交い、賑わっています。

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それでは、駒屋までの道のりをご案内。天神の「西通り」から「紺屋町東通り」へ曲がり、突き当たりを左折したところに発見! 緑の看板が目印の「駒屋」がありました!

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昔ながらの佇まいは、移り変わりが激しい都心のオアシス的存在。昭和6年創業以来、ずっとこの場所で和菓子を作り続けており、飾られた表札のフォントにも歴史を感じます。

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「駒屋」は、現在の二代目店主・小島栄次郎さんのお父様によって、昭和6年(1931年)に開店。お父様は開店前、神戸の和菓子店で10年間修業し、関西仕込みの菓子作りをここ地元で行うことにしたのだとか。

終戦直後から昭和30年頃にかけてはパンも製造販売していたそうで、当時は現住所の「福岡市中央区大名」ではなく「福岡市紺屋町」だったそうです。「その頃はこの一体は民家ばかりで静かだったよ」と小島さん。今年で創業85年。長く店を営業し続けるって本当にすごい!! その名残が伺える年季の入った看板に、グッときます。

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二代目の小島栄次郎さん。朝6時半に起床し、和菓子一つひとつを手作業で丹念に作っています。

作り方がどうのこうのじゃなく、うちは良質な原材料を使用することがコダワリ。要は中身が大事で、素材の味を最大限に活かすだけなんよ。

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餡には北海道の小豆を使い、さらに粒餡には大納言を100%使用。大納言とは贅沢だこと……!!! また、看板商品の「豆大福」(120円)には九州産の餅米を主に用いており、ほかの材料も国産の良質なものだけを使うという徹底ぶり! 現在は栄次郎さんとともに、三代目となる息子さんと奥さんの3人で切り盛りしていらっしゃいます。

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午前中からお昼にかけて、工房ではペッタン、ペッタンと餅を突く音が。突き立ての柔らかな餅を手で捏ね、出来立ての大福をすぐさまショーケースに陳列。並んだと思いきや、その瞬間から次々に売れて行き、また補充しては消えていく……の繰り返し。

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どっしり、そして滑らかな「おはぎ」は各120円。豆の風味と美味しさが口いっぱいに広がり、後味もくどくないので2〜3個ペロリといけちゃいます!

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これは春限定の「桜じょうよ」(150円※季節限定のため現在は販売終了)。ふっくらモッチリの生地と、上品な餡の甘さ、塩漬けした桜の香りが至福の味わい。

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「黒豆入りのかき餅」と「黒糖入りのかき餅」(1袋各750円)は、不定期で登場する商品。乾燥して揚げたり、オーブンで焼いたり、フライパンにバターを引いて焼いたりと、自宅でいろんな食べ方を楽しめるんですよ。

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和菓子のほか「赤飯」(小300円、大450円)も実は人気! こちらにも大納言が使われているので、豆の風味が格段に違います! これは衝撃の美味しさ!! 隣のマダムが「私コレが好きなの♪」と嬉しそうに買っていった、あの表情が納得です。

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おはぎの右隣にある、さつま芋がゴロッと入った「いしがきだんご」(120円)もベストセラー。

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毎朝8:30から営業ですが、全商品が揃いだす11:00前後が狙い目。しかし14:00以降は売り切れ次第終了となるので、早めの購入が無難です! ホラ、もう午前中からこんなにも人だかり! 最近は海外の旅行客も多いそうですよ。

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今日は手土産用としてオリジナルの包装紙に包んでもらいました。大衆感、レトロさ、上質な雰囲気、パリッとした包装紙の質感……う〜ん、紙好きとしてはたまりません! まさに人情溢れる老舗和菓子店らしいパッケージ。包装紙に「全国菓子博覧会名誉金賞受領」と書かれていました。やはり大名が誇るべき和菓子ですね、素晴らしい!

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手前が看板商品の「豆大福」(120円)。赤エンドウ豆を練り込んだ柔らかな餅で餡を包み、ほんのりとした塩分が甘さを一層引き立たせます。「みたらし団子」(110円)と「さくら餅」(120円・通年販売)も、フワフワもっちり食感で美味!

慌ただしい日常の中で、そんなワビ・サビの美味しさを感じるヒトトキ。う〜ん、誰かにもこの感動を分けてあげたいっ! 日頃お世話になっている人や、県外のゲストにぜひ、「駒屋」の和菓子を手土産に贈ってみてください。相手が喜ぶ顔が絶対に見られるはずです! (生菓子なので賞味はお早めに♪)

※各価格はすべて税込です

お店情報

駒屋(こまや)

住所:福岡県福岡市中央区大名1丁目11-25

電話番号:092-741-6488

営業時間:8:30〜18:00(売り切れ次第閉店)

定休日:日祝

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書いた人:

下川マイ子

大学卒業後、福岡の老舗タウン誌で特集記事や、街ネタ&ファッションの企画を担当。現在は雑誌・広告のフリー編集者兼ライターとして活動中。美味しいものを与えてもらえたら、ゴキゲンで何でも頑張ります♪

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