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「新米面接官」が覚えるべき面接テク5箇条

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若者の起業が進むなか、20代から取締役などの肩書を背負う人もいるようになってきた。また、新卒入社のケースでも、勤めてから10年ほどすると、「主任」や「係長」などのポジションを与えられることもあるだろう。となると避けて通れないのが「採用面接」の場。しかし、会社は面接官のレクチャーなどはしてくれないことが多いという。人材サービスを提供する株式会社ディスコのキャリタスリサーチ・上席研究員の武井房子さんはこう語る。

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「現場の業務をわかっている30歳前後の世代は、1次面接などの“最初の面接官”を頼まれるケースが多くあります。しかし、面接官向けにトレーニングを行う企業はまだ少なく、ぶっつけ本番で面接に臨むこともあり、面接官としてどう振る舞えばよいかわからず戸惑っている人もいます。それなりの仕事経験を積んでいても、面接の場は対応の仕方が違うので、新米面接官なりに、あらかじめコツをつかんでおくことが大切です」

そこで、武井さんに30歳前後の世代ならではの面接のコツを教えもらった。

●1)どんな内容を質問すればいい?

会社側から質問項目が用意されているのなら、それに沿って質問していきます。何も指示がない場合は自分で用意する必要がありますが、どちらの場合でもいきなり質問に入るのではなく、「道に迷わず来られましたか?」とか「今日は暑いですね」などの日常会話を交わしておくと、その後のコミュニケーションが取りやすくなります。ある程度自由に質問してよかったとしても、いきなり「まず1分間で自己PRをしてください」はお勧めしません。応募者の多くは自己PRを用意して面接に臨みますが、なかには指定の時間に合わせて30秒パターン、1分間パターンなど丸暗記している人もいます。それを聞かされても、あまり人となりは見えてこないからです。

●2)「自社への適性」の見極め方

多くの企業では、自社が求める人材を明文化しています。自社の採用サイトを見たり採用担当者に尋ねたりして、会社が必要とする人材像を把握しておく必要があるでしょう。人材像は、経営戦略に沿って数年ごと、あるいは毎年変更することもあります。自分が入社した時とは異なる場合も想定されるので、必ず面接の前に確認するようにしましょう。面接は、自分の好みだけで選ぶ場ではありませんが、「一緒に働きたいと思うか」は大きなバロメーターになります。特に現場の第一線で働く社員に求められるのは、「自分の部下として使えそうか」「自分の下で活躍している姿がイメージできるか」といった判断です。そのあたりを意識しながら面接を進めるとよいでしょう。

●3)応募者にリラックスして話してもらうには

面接の冒頭でアイスブレイク的な会話をしたとしても、なかなか緊張がほぐれない人もいます。面接慣れをしていない応募者からは珍回答が出てくるかもしれません。そんな時は「つまり、~ということですね」と論点をまとめてあげたり、他の質問にいったん移ってから「先ほどの件、改めてお聞きしますが…」と緊張がほぐれた頃を見計らってもう一度聞いたりしてもよいでしょう。また、応募者の緊張を和らげるために、いったん聞き役に回ってもらうのも1つの方法です。面接官が仕事のエピソードなどを話すことで、リラックスできるケースもあります。

●4)自分の発言内容が混乱してしまったら?

面接官側も慣れていないと、支離滅裂な発言をしないとも限りません。応募者に怪訝な顔をされてしまうこともあります。そんなときは一言「つい脱線してしまいました。話を元に戻しましょう」と、いったん話を終わらせて立て直してください。何食わぬ顔で「では次の質問にまいります」と先に進めればいいのです。もし、とんちんかんなことを質問してしまった場合も、深みにはまる前に、「では聞き方を変えますね」などと言って次の質問に移ってしまいましょう。

●5)「質問タイム」に思わぬ問いかけをされてしまったら?

自分が関わっていないプロジェクトや、別の部署の業務内容、会社の将来についてなど、思わぬことを質問されるケースもあります。「他部署のことなのでわかりません」で済ませずに、できれば「あまり詳しくないのですが」と前置きをして、知っている範囲で答えてあげてください。情報が少ない場合も「言えない部分もあるので」と断れば、応募者も納得してくれると思います。会社の将来については「あくまで個人的な意見だけど、自分としてはこうなってほしい」あるいは「自分がこういう会社にしていきたい」と言い換えて答えることもできます。答えにくい質問に対しては「どうしてそれを知りたいの?」「君はどう思う?」といった“質問返し”をするもの1つの手ではありますが、あまり多用するのは避けたいですね。「はぐらかされている」と思われる可能性もあります。

いかがだろうか。いくら「新米面接官」とはいえ、応募者には「先輩社員」としての目で面接官は見られる。会社の顔であることを忘れず、自信を持って対応しよう。
(かずひQ/BCMC)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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