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【タベアルキスト】D&DEPARTMENT~食材のルーツを巡る旅 其ノ2(前編) ~産地を巡る冒険

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こんにちは! メシ通レポーターのタベアルキストAraiです。

前回から始まった「産地を巡る冒険 ~食材のルーツを辿る旅~」。

飲食店の方、生産者の方、地域自治体の方と連携し、魅力あふれる食材を、「料理」・「生産」の両面から訴求する企画です。

産地を巡る冒険 ~食材のルーツを辿る旅~とは?

「料理」と「生産」の両者を結び付け、「食材のストーリー」と、「美味しくいただける飲食店」の紹介をセットで行い、消費者の方により美味しく喫食体験をしてもらうとともに、産地への興味喚起を目指していきます。

レストランで見かける、様々な地域ブランド食材。

僕らは、その本当の姿をどれだけ知っているのだろう。

名前だけを見て知ったつもりはもうお終い。

本当の彼らに会いに行こう!

第2回目は、東京産の野菜を積極的にメニューに取り入れている「D&DEPARTMENT DINING TOKYO」へ行ってきました。

ロングライフデザインを発掘し発信

「D&DEPARTMENT」とは、ロングライフデザイン」をテーマに長く使い続けられる日本の家具や生活用品などの販売を中心に、衣食住の全般を提案しています。カフェやギャラリーを併設し、勉強会やワークショップの企画開催、地域の観光情報の発信などを通して、その土地の個性や「らしさ」を見直す活動を行っています。そこは東急大井町線の九品仏からほど近く、自由が丘や田園調布からも徒歩圏内にあり、休日ともなれば、遠方からの客足も絶えないお店です。

今回「D&DEPARTMENT TOKYO」を取り上げたのは、地産地消をテーマに東京産の野菜にこだわり、生産者との交流を絶えずはかり、その良さを徹底的に追及しているという点に興味を持ちました。


多様な栽培地域が特徴の東京野菜

東京都内の農業と言うと、西部多摩地区付近をイメージしますが、都内23区内やその他の地域でも野菜の生産が行われています。

都内23区~多摩地域など、いわゆる東京のメインの生産地域は南の温暖な気候に育つ野菜の北限として、北の寒い地域で育つ果物等の南限として幅広い野菜の生産が可能だそうです。

それに小笠原諸島も東京都です。小笠原諸島は石垣島などと同様の気候帯に位置していて、熱帯系の野菜も多く栽培されています。西部多摩地域を越え、奥多摩地域などの山間部はその高さや清清流などを利用した生産を行っているなと、四季豊かな野菜が揃っています。

東京は、実は年間を通してさまざまな野菜が手に入る珍しく地域なんです。


無機質な空間が落ち着くダイニング

ビル1階にあるD&DEPARTMENT DINING TOKYOでは国産の素材にこだわった料理を提供しており、休日にはそれらの野菜を購入する事ができるマーケットや、生活に関連した勉強会などのイベントも開催しています。メニューはそのシーズンに応じてかわるそう。東京産の野菜を食べたい方に向けたプレートも用意されていて、選択の幅が広がります。

ビル1階にあるD&DEPARTMENT DINING TOKYOでは国産の素材にこだわった料理を提供しており、休日にはそれらの野菜を購入する事ができるマーケットや、生活に関連した勉強会などのイベントも開催しています。メニューはそのシーズンに応じてかわるそう。東京産の野菜を食べたい方に向けたプレートも用意されていて、選択の幅が広がります。

最小限の味付けで、素材の味を活かす料理

今回いただいたのは「サラダプレート」。季節の東京野菜が並びます。

肝心の味ですが、素材の味を引き立てるために、最小限の味付けで提供させる野菜の数々。特に驚いたのがカブと菜の花です。これこそ素材力の塊とばかりに、野菜の旨みが口の中で弾けます。

カブは軽くソテーされ、一口噛むとジュワッと旨みが広がります。菜の花は小松菜で、美しい緑が映える。フリットとアーリオオーリオと調理法の異なる2つの味を堪能。フリットは春らしい野菜の苦みを感じながら、サクッと心地よい歯触り。アーリオオーリオはシャキシャキの食感が心地よく、ずっと噛んでいたくなるほど。完成度の高いプレートだと感じました。

紫キャベツやパンジーのエディブルフラワーもうれしい演出。テーブルに春が訪れたようです。スープも同様に素材力が溢れます。今回は清瀬で採れたニンジンをふんだんに使ったスープをいただきました。まろやかで濃厚なニンジン特有の甘さが口の中に広がります。まさにこのニンジンがギュッと凝縮されたよう。なんだかほっとする味わいで、自然と笑顔がこぼれます


東京のワインと合わせてみたい!

料理長からお話を聞いていると、野菜だけではなく、農家そのものにフィーチャーし、その野菜が生産される背景やストーリーをしっかりと理解したうえで料理に反映させていることが伝わります。

徹底してその良さを追求している点には頭が下がります。

ふとメニューを見ると、日本ワインのラインナップに「東京ワイナリー」の文字が。

調べると「東京初のワイナリーで、東京野菜との食べ合わせを楽しんでもらい、美味しいワインで楽しいひとときを提供できるワイナリーを目指している」とのこと。

まさに「D&DEPARTMENT」のコンセプト通り、東京産同士のマリアージュが体験できるんですね!

今回は一人だったので、ボトルをオーダーすることができずに東京野菜とのマリアージュは経験できませんでした。

それでも気になる「東京ワイナリー」。

次回の記事では東京初のワイナリーを訪問して、そこで作られるワインの美味しさの秘密を探ってきます。

お店情報

D&DEPARTMENT TOKYO

住所:東京都世田谷区奥沢8-3-2

営業時間:11:30~23:00(L.O 22:00)

休業日:水曜日

ウェブサイト:http://www.d-department.com/jp/shop/tokyo


Gaku Arai

タベアルキストのワイン担当。『その他の料理と地のお酒のマリアージュこそ文化」と信じて疑わず、幅広いジャンルの料理とお酒を愛するタベアルキスト&ワインアドバイザー。メディアよりも友人の情報と自分の舌を信じるタイプ。 Webサイト:Tabearukist Association facebook:Tabearukist Association

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