ガジェット通信

見たことのないものを見に行こう

【インタビュー】ジョン・ボイエガ、『スター・ウォーズ』エピソード8は『フォースの覚醒』よりもダークで大規模な作品になると語る

DATE:
  • ガジェット通信を≫

john-boyega-bel-powley

カンヌ国際映画祭 — 映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に出演してブレイクしたジョン・ボイエガは、映画『ミニー・ゲッツの秘密』に出演するベル・パウリーと共に、カンヌ国際映画祭に初めて出席した。5月12日(現地時間)の夜、彼らは、ジュリエット・ビノシュと本紙ヴァラエティ副社長兼エグゼクティヴ・エディターのスティーヴン・ゲイドスより、今年度のショパール・トロフィーを授与された。

今回が初対面となるボイエガとパウリーはすぐに意気投合し、カクテルを飲みながら冗談を言い合う仲になったと語った。パーティーには、カンヌ国際映画祭のピエール・レスキュール会長を始め、審査員のキルステン・ダンスト、マッツ・ミケルセン、ネメシュ・ラースロー監督、ショパールのキャロライン・ショイフレ、映画プロデューサーのエリザベス・カールセンなど、著名なゲストが出席した。セレモニーの後、ボイエガとパウリーは本紙ヴァラエティのインタビューに応じ、彼らの華々しいキャリアについて語った。

――2人は初めてカンヌ国際映画祭に参加し、12時間前に到着したばかりです。何か興味深い出会いはありましたか?

ボイエガ:パウリーと知り合うことが出来て、最高だ!これまでに出会う機会はあったが、こうして公で会話したのは初めてです。

パウリー:私たちは同じ場にいたことはあるけど、一度も会話したことはなかったの。

――いつか同じ作品で共演することもあるかもしれませんね。ところで、ジョン(ボイエガ)は、『スター・ウォーズ』次回作の撮影中ですよね?

ボイエガ:はい。撮影の真っ最中で、ここに来ることができて良かった。景色を見てから、戻ります。

――そのまま撮影に戻るんですか?

ボイエガ:そうです。まっすぐに引き返します。

――『フォースの覚醒』で、あなたが演じたフィンとレイのロマンスが大好きでした。次回作では、2人の関係はさらに発展しますか?

ボイエガ:エピソード7では、ロマンスを作り上げたつもりはない。僕たちはそういう風には決して演じなかった。デイジーと僕は友達です。

――つまり、恋愛の要素はないと?

ボイエガ:その通りです。フィンとレイは、ただの友達です。フィンはストームトルーパーだから、実際に何が起こっているのか分からない。だから、彼らの恋愛事情は次回作で何か興味深いことになるかもしれない。あなたが考えるような道筋には進まないだろうね。

――J・J・エイブラムス監督の後を任されたライアン・ジョンソン監督との仕事はいかがですか?

ボイエガ:仕事がとてもやりやすいです。ライアン・ジョンソン監督は素晴らしい。異なる解釈を持っていて、作品はよりダークでより大規模です。誰かが、「どうやって『フォースの覚醒』よりも規模を拡大するのか?」と言うかもしれないけど、最高だ。

――フィンも、よりダークに描かれますか?

ボイエガ:仕事場が熱気で溢れているから、僕の肌はさらにダークになっているよ!デイジーがどこで耳を立てているか分からないから、質問の答えははぐらかします。もし答えてしまったら殺されて、僕はエピソード9には登場しないだろうね。

――確かに!ベル(パウリー)、あなたの話も聞かせてください。これまでにたくさんの作品に関わってきましたね。

パウリー:そうですね。立て続けに4本の映画に出演しました。

――撮影を終えたばかりの作品は?

パウリー:ハイファ・アル=マンスール監督の映画『Storm in the Stars(原題)』です。アル=マンスール監督は、サウジアラビア代表としてアカデミー賞に出品された映画『少女は自転車にのって』を手掛けた監督です。

――『少女は自転車にのって』は、米国でも話題になりました。

パウリー:ええ、そうです。私はちょうどアル=マンスール監督の2作目に参加したばかりで、前作とは少し一線を画す内容です。小説家メアリー・シェリーと彼女の異母妹クレア・クレアモントについての話で、メアリーが小説『フランケンシュタイン』を書く以前の物語です。1800年代後半の女性の在り方を描く、ある種のフェミニスト作品です。エル・ファニングがメアリー・シェリー、私がクレアを演じます。素晴らしい物語です。

――主人公の特異なキャラクターを強調するような物語ですか?

パウリー:その通りです。そして、フェミニスト作品です。

――あなたが求めているタイプの作品なのでしょうか?

パウリー:はい。私はどんな役に対してもオープンです。最近の4作品は、コメディ、崇高なホラー・スリラー、2本の時代映画です。女性のしっかりしたキャラクターで、し3次元の人物であればどんな役でも演じます。誰かのガールフレンドのような役は演じないでしょう。

――主役も演じてみたいですか?

パウリー:そのつもりです。もちろん、助演の役も同様に素晴らしい仕事です。とにかく、強い女性を演じたいです。観客はもっと女性を描いた映画を求めています。私はその役に立ちたいです。

――『スター・ウォーズ』のような作品にも興味はありますか?

パウリー:そうね、ボイエガが『スター・ウォーズ』の中で恋愛対象がいないと知ったから、私がそういった役を演じる可能性はあるかしら?選択肢のひとつね。

ボイエガ:いいね!『スター・ウォーズ』のスピンオフ作品のような感じだ。

――ジョン(ボイエガ)についても聞かせてください。演劇に取り組んでいると聞きました。

ボイエガ:はい。来年の1月から上演開始します。オールド・ヴィック・シアターの『Woyzeck(原題)』です。また舞台に戻るのは奇妙な気分です。映画に出演し始めてから、ずっと離れていました。内容に関しては言えないことばかりだけど、演劇に挑戦できるのは楽しいです。それから、映画『The Circle(原題)』でエマ・ワトソンやトム・ハンクスと共演します。『スター・ウォーズ』エピソード7とエピソード8の間に撮影しました。今年末には、映画『Imperial Dreams(原題)』が公開されると思います。

――インディペンデント映画の出演予定は?

ボイエガ:『スター・ウォーズ』の撮影に戻って、それから休暇をとるつもりです。2週間ほど。

――出演の約束をしている『スター・ウォーズ』シリーズはどの作品までですか?

ボイエガ:3部作(エピソード7、8、9)です。

――それ以降は、別の事柄に取り組めるんですね。

ボイエガ:今みたいに途中で逃げ出して別のことができるなんて、それだけで十分に幸運です。

――特定の役の影響で固まったイメージを抱えることは怖くないですか?世界中の人々が、あなたが演じる『スター・ウォーズ』のフィンを見て、あなた自身と結び付けて連想すると思います。

ボイエガ:一生付きまとうだろうけど、大したことではありません。

――ベル(パウアー)に聞きます。またテレビに参加し、野心的なドラマを作りたいと思いますか?

パウリー:もちろん。私は常にどんな仕事に対してもオープンです。現在は劇場公開される映画に取り組んでいるけど、あなたの言う通り、選択はキャラクターに委ねられています。私の集中力が続く時間はそれほど長くないので、テレビシリーズは不安です。それに対して、映画はちょうど良いテンポで独立した芸術作品だから、映画の撮影が好きなんです。でもいつかぜひテレビシリーズにも参加したいです。

――次回作の予定を教えてください。

パウリー:私は現在、第2次世界大戦を描いた映画『Ashes in the Snow(原題)』の撮影中です。書籍をもとにした時代映画で、コメディではありません。1941年のリトアニアに住む少女の話で、彼女はラプテフ海の矯正労働収容所に送られます。実話に基づいたストーリーで、彼女は現在も存命です。私は彼女に会って、映画について話しました。本のタイトルは『Between shades of grey(原題)』です。『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』が発表される以前に書かれた本ですが、映画のタイトルには使えません。私自身や、何年か前に映画『フレンチアルプスで起きたこと』でカンヌ国際映画祭に招待されたリーサ・ローヴェン・コングスリの物語のようでもあります。女性を突き動かす役です。スターリンやヒトラー、大虐殺に関する映画はたくさんありますが、多くの映画は女性の視点を通して描かれませんでした。

カテゴリー : エンタメ タグ :
Variety Japanの記事一覧をみる ▶
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。