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イヤイヤ盛りの娘は「パパじゃなくてママがいい!」娘溺愛のパパでさえも手に負えない複雑な父娘関係

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うちの夫は自他共に認める育メン。

娘にはいつもデレデレで、私には向けられたことのないほどの爽やかな笑顔で、娘を溺愛してくれていました。

そんな育メン夫に、悲しい事件が訪れます。

ことの発端は、娘の口癖。

『ちゃーちゃんがいい!』(ちゃーちゃんとは、母ちゃんのことです)

もうすぐ2歳半の娘は、イヤイヤ期真っ盛り。

これもその一つなのか、お世話をする相手を限定するようになりました。

今まで寝かしつけ以外は私でも夫でも問題なかったのに、とにかく『ちゃーちゃんがいい!』。

ある、久しぶりに家族揃って過ごす休日のこと。

久しぶりに3人で過ごす時間がよほど嬉しいのか、娘はひたすらハイテンション。

最近何でもちゃーちゃんだけど、やっぱり父ちゃんも大好きなんだなとホッとひと安心。

そう安心した晩のこと。

お風呂が終わり、娘を先にあがらせて髪を乾かしたり着替えを手伝ってもらおうと、夫を呼び娘をたくしました。

それから少しして、ドアの外から娘の叫ぶような泣き声。

やっぱり泣いたか…なんて思いながら、顔を洗っていると、こちらにどんどん近づいてくる泣き声と夫の声。

『おいで、とりあえず服だけ着よう』という夫の声が聞こえた後は、とにかく激しいギャーッという娘の泣き声しか聞こえません。

今すぐいかねば!と気になりましたが、私はお風呂から出ず2人の様子をうかがうことにしました。

『ここで私がいけば、娘はまた私がいいと思うかな…

そもそも父親なのに、何がダメなんだ?お昼はあんなになついてたのに。なんで?』

など、色んな思いが頭を巡りました。

でも、今までは2人でお風呂に入り、お風呂をあがってからのお世話だって全く嫌がっていなかったのですから、きっかけさえあればまた元通りに戻れるはず!

娘が、『ちゃーちゃんがいなくても平気』と思えるようになってほしい!そう思いながら待ちました。

でも、しばらく待ってみても、泣き声はおさまるどころか激しくなる一方。

夫よ、頑張って!と心の中で応援しながらお風呂場でじっと息をひそめました。

『もう知らん!勝手に裸のままでいなさい!』

夫のちょっと怒ったような大きな声。

その声を聞いて、『え!何やってんの』、急いでお風呂を飛び出ました。

2人のいるリビングに向かうと、なぜか冷蔵庫の前に立つ、まだ髪も濡れたままの裸で泣き続ける娘と、無言でソファに座り携帯を触っている夫の姿。

夫が、必死で娘に服を着るよう誘っていたのは知っていたけれど、泣いてどうにもならなかったのも分かるけど…でも、放ったらかしはダメ!

風邪ひいたらどうする気?これって育児放棄みたいだよ!心が張り裂けそうな気持ちになりました。

とにかく急いで娘に服を着せて、髪を乾かしながら夫に言いました。

『服を着せられるの嫌がったのなら、本人にやらせればいいじゃん!この子、一人で全部着られるよ?髪もビシャビシャだし。大変なのは分かるけど、風邪ひいたらどうすんの?』

『俺が話しかけただけで、走って逃げて泣くのに何にも出来るわけない。好かれているお前にこの気持ち分からんよ』

娘が落ち着てから聞いてみると、

『どうしてもちゃーちゃんが良かっただけだよ。さみしかったの』

夫のことが嫌なわけではなく、ただあまのじゃくなだけなんだろう。

でも、娘のことが大好きな夫のためにも、早く娘が前のように夫と2人でも平気になってほしい。

今は、すれ違ったカップルの様な2人の距離を縮めるべく、娘の前では夫をほめちぎっている私なのでした。

著者:ems_1025

年齢:32歳

子どもの年齢:2歳4ヶ月

イヤイヤ期真っ盛り、とにかく元気な娘に振り回されながら主婦をしています。

振り回される日々にぐったりすることもあるけれど、今しかない母娘べったりの時間を大切にしたいと思っています。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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