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【詳しく教えてドクター!】口内炎、病院での治療は何科を受診すべき?

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口内炎で痛みが出てくるとつらいな、と思うこともあるのではないでしょうか。

しかし、どの科を受診したらいいのかと悩む方も多いようです。

Doctors Me体験談でも、同じような経験をした方から投稿がありました。

娘を歯の定期検診に歯科へ連れて行った際、たまたま口内炎ができていました。それを見つけた歯科医の先生が、「お薬を塗っておきますね。」と言ってくださり、ケナログという塗り薬も処方してくれました。娘は塗り薬を嫌がらず、数日で無事治り、痛がることもありませんでした。

それを早速ママ友達に伝えると、「早速歯科へ相談しに行ってみる。」と喜んでいました。

出典:Doctors Me体験談

口内炎は歯科へ行けばいいのでしょうか。口の中のことだから、たしかに歯科でもいい気がします。とはいえ、ほかに内科や耳鼻科などの選択肢もあると思います。

今回は内科医と歯科医師に話を聞きました。

Q.内科医師に聞きました。そもそも、口内炎とはどのようなものでしょうか。

口内炎とは何らかの原因で口の中の粘膜が障害を受けて、粘膜が剥がれてびらんや潰瘍になることを差します。

原因はさまざまですので、原因を調べてそこから治さないと治りが悪かったり、再発したりします。

通常は口内炎ができたらその部分の局所の治療を行います。粘膜が剥がれている部分を保護して、炎症を抑える市販の貼り薬や塗り薬を使います。

これらの薬によっても治りが悪かったり、再発する時は病院を受診した方が良いと思います。

Q.口内炎は何科にかかるのが適切なのでしょうか。

受診する科は耳鼻咽喉科、歯科、内科のいずれかになります。

状況に合わせて、受診する科を選択するといいですね。

≪耳鼻咽喉科を受診する場合≫

口内炎の部分の治療を優先する場合は耳鼻咽喉科が良いでしょう。

口内炎治療で最新の方法は、レーザー光線で口内炎を焼き潰す方法です。耳鼻咽喉科はその機械を持っている場合が多いです。

※歯科でもレーザー光線での治療ができるところもあります。しかし、その機械を備えていないところも多いです。歯科、耳鼻咽喉科どちらについてもレーザー光線治療を行っているか、事前に確認してから受診した方がいいですね。

≪歯科を受診する場合≫

口内炎の原因の一つに不整咬合や虫歯などの歯の問題、歯科的な病気や感染症があります。原因が口腔内のものを考えられる場合は、歯科を受診するといいです。

≪内科を受診する場合≫

原因を調べるという点では内科を受診するといいです。

全身疾患の一つの症状として口内炎が起こることもあります。いくら口内炎の治療しても、治りにくい、再発しやすいときには、一度内科に相談することも検討してくださいね。

Q.歯科医師に聞きました。歯医者ではどのような口内炎の治療を行うのでしょうか。

歯科で口内炎と診断されると、以下の治療を行います。

(ここでは一般的に多いアフタ口内炎についてお伝えします。)

≪外用薬≫

軟膏(ステロイド含有)の塗布

ケナログやアフタゾロンなど

口腔内の炎症を抑え、口内炎の痛みなどを改善するものです。

通常、慢性剥離性歯肉炎、びらんまたは潰瘍を伴う難治性口内炎および舌炎の治療に用いられます。

≪レーザー治療 (レーザー完備の歯科医院)≫

口内炎の接触時の痛みの緩和を目的とした治療です。

炎症が起こっている部位にレーザーを照射すると、レーザーの生体刺激で治療後数日間で皮膜ができます。炎症部位の接触時に起きる痛みが軽減され(疼痛緩除効果)、治癒が促進されます。

Q.体験談にある、歯科で処方された『ケナログ』とはどのような薬ですか。

日頃から口内炎ができるのであれば「よく口内炎ができるので、口内炎の塗り薬を出してほしい」と歯科医師に伝えると、多くの場合ケナログという軟膏が処方されます。 市販もされているので、薬局で見つけることもできると思います。

ケナログを使うにあたり、注意点があります。

この軟膏は1日3~4回繰り返すと徐々に痛みが改善してきます。しかし、口内炎に黄色い膿がある、小さな水疱がいくつかできては潰れ、また口内炎になるようであれば、ウイルス性口内炎のことがあります。

この場合は、これらの薬を止めて、歯科を受診しましょう。

これをいつもの(アフタ性)口内炎だと思ってこれらの外用薬を塗布し続けたり、 痛みを止めるためにロキソニン、ボルタレンなど(非ステロイド性鎮痛薬)を服用すると感染が悪化する場合があります。

ウイルス性の口内炎の場合、歯科では抗ウイルス薬を処方します。

その場合、外用薬で皮膚や粘膜の病変だけを抑えることに加え、内服薬で神経節のウイルスの増殖を抑えます。

(外用薬のみを処方することもありますが、基本的には内服薬を併用します。)

内服薬は特徴があります。

・早期に服用しないと効果が出にくいこと

・二次的に細菌感染などを起こして大きな口内炎になっていると他の口内炎と同じように治りにくく対症療法しかないこと

・薬効をなかなか感じずらい

編集部より、本日のまとめ

今回は口内炎の治療方法と受診すべき科について医師と歯科医師に話を聞きました。

「口内炎の原因として最も多いことは、ストレスや過労とビタミンB2と6、亜鉛の不足」と医師は言います。

ときにはサプリメントを用いて、足りない栄養素を補うことやバランスの良い食事を摂ることで口内炎の治りは早くなるとのことです。

また、「免疫力が低下した時に口の中の常在菌が増殖することで、口内炎がより多くできる場合もある」と歯科医師の話にありました。

そのためにも、口の中をいつも清潔に保つことも重要とのこと。歯みがきやうがい、口内の乾燥ケアに気をつけることで口内炎は予防できるようです。

口内炎の悩みで病院に行こうとしたときには、原因や体調を振り返って受診する科を決めるといいですね。

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