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自信のない自分から卒業しよう——“恋愛体質”な「悩み多き女子大生」だった内山紗貴が、エース営業に成長できた理由

2012年、株式会社リクルートのHRカンパニーと、株式会社リクルートエージェントの統合によって誕生した、株式会社リクルートキャリア。「人で、世界一になる」ことを目指し、これから創られていくこの場所では、社員一人ひとりが主人公です。今回は、新卒事業本部で企業の人事課題の解決に取り組んでいる、内山紗貴のストーリーをお届けします。

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「自分は何のために生きているのか」と、悩み抜いた学生時代

「私って、何で生まれてきたんだろう」「自分の居場所はどこにあるんだろう」……

多感な10代の頃、誰しも一度は悩んだ経験があるのではないでしょうか。内山紗貴も、そんな疑問を抱えながら少女時代を過ごしたひとりでした。しかし彼女の場合、周りの人よりもほんの少し、その悩みが深かったようです。 

「物心ついた頃から、いつも悩んでいた気がします。もともと転勤が多い家庭だったので、小学生の頃から友だちと打ち解けるのが苦手だったんですよね。家族に対してもずっと素直になれなくて。人との距離感がつかめないまま、小さい頃は『この先誰とも深く接することがないまま生きていくのかな…』と思っていました」(内山)

さまざまな葛藤の末、内山は“恋人”という存在に寄りかかるようになりました。

「10代の頃はずっと“恋愛体質”でしたね。」と、彼女は当時を振り返ります。恋愛だったら、自分と相手1対1の関係です。家族や友だち、大勢とうまくいかなくても、恋人一人から認められていればいい。そんな気持ちを持っていたといいます。

さらに不安や自信のなさを埋めるために、彼女は常に人目を引くファッションに身を包んでいくようになりました。

「高校時代は完全にギャルでしたし、大学生の頃はいわゆる“裏原系”の派手な格好をしていたんです。自分の中身が空っぽだと思っていたから、そういう形でしか自己表現できなかったんでしょうね。当時は、自分の外見ばかりを必死で着飾っていました」(内山)

個性的なファッションを楽しみ、恋人もいて、しかも成績は優秀。周りから見れば、内山の学生生活はとても充実しているように見えたかもしれません。しかし、内山の不安感はなくなることがありませんでした。

「こんなにも苦しいのは、一体なぜなんだろう?」

そんな自分自身の悩みに対する答えを見つけたい一心で、大学では心理学を専攻したものの、どんなに心理学を学んだとしても、勉強を通じて不安の根本原因や「自分は何のために生きているのかという根源的な問いの答えは見つかりませんでした。

「相変わらず恋愛に寄りかかったまま、将来は普通に結婚して専業主婦になるつもりでいました。就職活動をはじめたのも、最初はレールに乗らずに人と違う生き方をすることに不安を感じたからです。『この先キャリアをどうしていきたいか』なんて、何も考えていなかったですね」(内山)

その後、就職活動をきっかけに自分の人生が180度変わることになるとは、彼女自身も想像すらしていませんでした。

不安からはじめた就職活動で、はじめて自分の強い意志を自覚

どちらかといえば、かなり消極的な動機から就職活動をはじめた内山。とにかく「どこにも受からなかったら困る!」という一心で、周りの就活生よりもたくさんの企業の会社説明会に参加し、たくさんのエントリーシートを書いて応募をするなど、一生懸命に活動したといいます。

「正直なところ、特に志望する業界もなかったので、本当にありとあらゆる業界、企業のことを手当たりしだいに調べました。でも、そうしていろいろな会社を見ているうちに少しずつ、この社会が人の“手作り”でできていることに気づいたんです。私たちが何気なく過ごしている日常や便利な生活は、必ず誰かの「仕事」によって作られているのだと。この世界は決して完成形ではなく、人の手によって変化しているんだと……未完成な世界なら自分も参加して、前向きに変わっていけるのではないかと思うようになったんです」(内山)

それはさまざまなことに悩み、不安を抱きがちだった彼女だからこそ、とらえることのできた一筋の光でした。

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