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悪徳業者から守れ!「チケット不正転売対策」最新事例

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「欲しい」ファンと「売りたい」悪徳業者がいる限り、なくならない「チケットの不正転売」。人気アーティストのライブチケットが法外な値段で取り引きされることも多いが、こうした不正転売は、迷惑防止条例または物価統制令違反にあたる。全都道府県で禁止されている行為だが、取り締まりを強化してもなかなか撲滅につながらないのが実情だ。しかし、主催者側も手をこまねいているわけではない。現在、新たな不正転売対策が取られ、注目されている。各社の取り組みをご紹介しよう。

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●1)
嵐のアリーナツアーに導入で話題! 顔認証システムによる本人確認

4月23日から8月10日までの日程で行われている嵐のアリーナツアーに、顔認証システムが導入され話題になっている。チケット購入時に顔写真を送付し、当日に照合するという。これまでも、Mr.ChildrenやももいろクローバーZなどが機械による顔認証を実施しているが、嵐のツアーではスタッフ2人による目視での確認となったようだ。今後の技術進歩も期待されている。

●2)
身分証明書の持参が必須。記名式チケットによる本人確認

チケットが予約開始当日に完売してしまうほど人気の「三鷹の森ジブリ美術館」は、2016年7月入場分から、購入者の名前が券面に印字される記名式チケット制度の導入を決めている。入場時には美術館入り口で本人確認を行う場合があり、身分証明書の提示が必要になる。本人でない場合は入場を断ることもあるという。

●3)
当日まで席種を伏せて転売撃退。座席指定引換券システム

芸能事務所「アミューズ」などが所属アーティストのライブで取り入れている方法。入場するまで、どの席種のチケットなのかが伏せられているため、業者の「価格吊り上げ」を防ぐことになり、転売の防止につながっている。ファンにとっては心の準備ができないデメリットも?

●4)
最新! 自分のスマホでしか使えない「スタンプ式」電子チケット

スマートフォンに表示させたチケットに会場で電子スタンプを押す方法。購入者本人のスマートフォンだけにチケットが表示されるため、正規のチケットであることを証明できる仕組み。EMTG社では、既にコブクロやでんぱ組.incなどに提供しているが、5月11日から開始するTHE YELLOW MONKEYのツアーでは、ファン同士が定価でチケットを譲れる「トレードセンター」と併せて電子チケットを提供中だ。

EMTG社の冨田義博社長によると「ライブに行けなくなった場合、チケットが無効となるのはナンセンス。行けなくなった人が行きたい人に定価で譲ることができる場が必要だ」とのこと。

確かに「転売防止策」をあまりに厳しくしてしまうと、当日行けなくなった人の空席ができてしまう。空いたままにしておくより、正規にチケットを譲れる仕組みがあるほうが、ファンはもちろんアーティストにとってもメリットがありそうだ。元々は、「本当に参加したい人に、平等にいきわたるように」というのが転売防止の考え方のはず。各社には、ファンのことを考えたシステムの構築をお願いしたいところだ。

(うきくらげ/BCMC)
(R25編集部)

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※コラムの内容は、R25から一部抜粋したものです
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