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調査内容が分かる!要介護認定調査結果の明細に記載されていること

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こんにちは。ワーキングケアラーのななです。いきなりですが、みなさんは要介護認定結果通知書ではなく、調査結果の明細をご覧になったことはありますか?以前、母の要介護度3から1に下がった時に、なぜ要介護度1になったのか区役所に問い合わせました。その時に、明細をもらえることが分かったため、調査のたびに明細をもらうようにしています。そこで今回は、要介護認定の調査結果についてお話させていただきます。

前回記事:要介護度が下がった!介護保険の認定結果に納得いかない時の対応方法

手続きをすれば調査結果の明細をもらうことができます

認定調査(面談)を受けると、後日介護認定結果通知書が届きます。でも通知書には「要介護度◯」といった結果しか記載されていません。なぜその結果になったのか、手続きすれば面談結果の明細をもらうことができます。なお、手続きは市区町村ごとに少しずつ違うようなので、各役所に確認することをオススメします。

要介護度1と4の調査結果明細を比較してみました

今回、要介護度1から、一気に要介護度4になりました。誤嚥性肺炎で入院中に面談を受けたということあるとは思いますが、なぜこんなに上がったのが、明細を見比べてみました。

するとたしかに、「できない」と判断されている項目が増えていることが分かりました。以下に明細に記載されている項目例を記載いたします。
身体機能・起居動作(歩行や立ち上がりが自分ひとりできるかなど)
生活機能(移動や排泄、食事を自分ひとりでできるかなど)
認知機能(意思の伝達や現在の状況や環境を理解することができるかなど)
精神行動障害(同じ話を何度もしたり、感情が不安定ではないかなど)
日常生活自立度(日常生活に介助が必要か、意思疎通は図れるかなど)

「できない」ことが多いほど、介護度は上がる

母が今回認定された要介護度4の特記事項で記載されていたのは、以下のようなことです。

身体機能・起居動作

歩行
片方の腕を介護者が支えれば可能
立ち上がり
介護者の手で引き上げる動作が必要
片足での立位
介護者の手で支えがないとできない

生活機能

移動
自力で移動が出来ない。家族による一部介助にて身体を支えることで移動が可能
えん下
現在はミキサー、きざみ食。職員による見守りが常に行われている
排尿
現在オムツ対応。病院職員による定時のオムツ交換が行われている

認知機能

意思の伝達
痛い、お腹が痛い等の限定された内容に限る
毎日の日課を理解
質問されたことについて正しく回答できない
生年月日や年齢を言う
できない。平成7年4月24日と答える
今の季節を理解
できない。4月と答える

精神・行動障害

感情が不安定
週に2、3度 急に怒りだすことがある。少し否定的もしくは抑制するようなことを長女が話すとちょっとしたことで怒りだす
同じ話をする
たった今話したことも忘れてしまい繰り返し聞くことが毎日ある。調査時、何度も聞かれていた
金銭の管理
長女が管理。トラブルの元のため小遣い銭も管理していない
日常の意思決定
TV番組や着る服を選ぶこともないが、飲み物の好き嫌いなどの意思決定はしているため「日常的に困難」を選択する

日常生活自立度

調認知症
日常生活動作すべてに介助が必要であり、意思疎通の困難さがみられる

まとめ

要介護度はさまざまな要因で決まり、要介護度が高いほうが受けられるサービスも増えます。だからといって介護度が上がるのがいいとも一概にはいえません。母は今回一気に介護度が上がって、正直とても驚きました。でも、判定が出るたびに明細をもらって内容を確認しておけば、次回以降に面談を受ける際の参考になります。簡単な申請をすればもらえますので、ぜひ明細を取り寄せてみることをオススメします。

この記事を書いた人

なな

会社員として働きながら、同居の母(アルツハイマー型認知症:要介護4)を在宅介護している。1971年生まれ。「親の介護は誰にでも起こりうる。だから、もっと多くの人に関心を持ってほしい。親が認知症になったって人生終わりじゃない。貴重な人生経験。」との想いから、ブログ「親が認知症になったら、どうする?」をゆるーく運営中。

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