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都心部へのアクセスが超便利、埼玉県「和光市」の魅力

注目度が上昇中!都心より利便性が高い埼玉の街って?

関東地方の都県で、東京・神奈川に続き3番目に人気の県について、「埼玉県か千葉県か」で意見が分かれるところ。「千葉には負ける気がしない!」「埼玉のほうが上でしょ」と互いに言い返し、どちらが優位かについては、なかなか結論に至らないのが現状です。

自虐的な埼玉県民にココロの余裕を感じる

ただ、「自分の街を笑い飛ばそう」とするココロの広さは、千葉県民よりも埼玉県民のほうが持っているように感じます。埼玉県民のなかには「ダサイタマに住んでま〜す!」と、わざと住んでいる場所を自虐ネタとして使う人もいるし、巷には埼玉をギャグにした漫画や映画作品があふれています。

例えば、映画『SRサイタマノラッパー』(入江悠監督、シリーズ全4作品)もそのひとつ。これは埼玉でラッパーを目指す若者たちを描いた自虐的な作品で、レコード屋もライブハウスもない片田舎の街に住む若者の哀しくも切ない日常がテーマとなっています。

また、漫画作品でみると、2015年12月に出版された『翔んで埼玉』(魔夜峰央著・宝島社、1980年代に書かれた漫画の復刻作品)が、テレビやウェブで話題となり、30万部以上のベストセラーを記録したのも記憶に新しいところです。

ちなみにこの漫画は、意外なことに都内や他県よりも、埼玉県内の書店で売り上げをのばしているのだとか。そうした状況を鑑(かんが)みると、埼玉県民には自分が住んでいる場所を自ら笑い飛ばす潔さと”ココロの余裕”があるようにも感じられます。

都市化が進む埼玉県南部は、もはやプチ東京といっていいかも

前振りが少々長くなりましたが、実際の埼玉県は、今もみんなが言うほど本当にダサくて田舎っぽいエリアなのでしょうか?

『翔んで埼玉』は、1980年代に出版された作品の復刻版ということもあり、”埼玉=超ダサい場所”として差別的に描かれていますが、30年前と現在では、事情が大きく異なりつつあります。県庁所在地の「浦和駅」や、埼玉を代表する繁華街「大宮駅」、さいたまスーパーアリーナやオフィスが林立する「さいたま新都心駅」などを見る限りは、今どきのカフェや、オシャレなセレクトショップもどんどん増殖し、駅周辺にはもはや都心部と変わらない風景が広がっています。

県北エリア(深谷市、本庄市、羽生市など)に関しては、まだまだ田舎っぽい雰囲気が若干残ってはいるものの、県南エリア(さいたま市、川口市、所沢市など)はすっかり都市化が進んだ状況にあるといっていいでしょう。【画像1】商業ビル「コクーンシティ」が3棟建つ「さいたま新都心駅」周辺の様子(写真撮影/次にくる住みたい街はここだっ!取材班)

【画像1】商業ビル「コクーンシティ」が3棟建つ「さいたま新都心駅」周辺の様子(写真撮影/次にくる住みたい街はここだっ!取材班)

埼玉県でありながらも都心より利便性が高い「和光市」

また近年は、埼玉の街のなかでは、これまで目立たない印象だった「和光市」(練馬区の隣街)にも大きな注目が集まっています。和光市は、「みんなが選んだ住みたい街ランキング2016」(リクルート住まいカンパニー調べ)の「これから人気が出そうだと思う郊外の街ランキング」(東京23区を除く)では、なんと3位にランクイン!

和光市は、東武東上線、東京メトロ有楽町線、副都心線の3つの路線が乗り入れる交通至便な街として、以前からそれなりに注目されてはいましたが、2013年に副都心線と東急東横線、みなとみらい線が相互直通運転を開始したことが、人気急上昇の大きなきっかけとなりました。【画像2】和光市駅には元町・中華街駅行きの電車も乗り入れていて、中華街へは所要約56分(写真撮影/次にくる住みたい街はここだっ!取材班)

【画像2】和光市駅には元町・中華街駅行きの電車も乗り入れていて、中華街へは所要約56分(写真撮影/次にくる住みたい街はここだっ!取材班)

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