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映写技師の写真家が撮影した“映画館”の写真展

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J-WAVE月曜−木曜朝9時からの番組「POP UP!」(ナビゲーター:岡田マリア)のワンコーナー「PIN UP」。誰かとシェアしたくなるキーワードを紹介するこのコーナー、5月10日(火)のオンエアでは写真家・中馬聰の写真展「映画館」を取り上げました。

東京国立近代美術館フィルムセンターで開催中の写真展「映画館 映写技師/写真家 中馬聰の仕事」は、関西で映写技師の仕事をしながら、写真家として全国各地の映画館を訪れて撮影してきた中馬聰さんの展覧会です。

映画館は元々暗い空間ですが、中馬さんの作品はモノクロで撮影されていて、暗さの中のグラデーションや陰影が楽しめるのが魅力。

また、写真とともに、閉館した映画館でかつて使われていた座席、劇場看板なども展示され、映画館の魅力をさまざまな角度から体感できるようになっています。

ところで、中馬聰さんとはどんな人なのでしょうか? 東京国立近代美術館フィルムセンターの岡田秀則さんにお話をうかがいました。

「2007年から2015年まで足掛け9年の間、日本中の映画館を撮影されました。映画館と言っても、さまざまなスタイルがあります。今普通に営業をなさっている所から、閉館を迎える所、すでに閉館をして時間が経っていますけど建物を残している所、それからミニシアターや、上映会。そんな場所に足を運んで“映画の匂い”を撮り続けられた方なんですね」(岡田さん)

具体的にはどんな写真を撮られているのでしょうか?

「建物の外観もありますし、劇場内部、ロビー、あるいはチケット売り場であったり映写室であったり、いろいろな場所があるわけですけども、中を撮るときに空間全体を見えるような撮り方をなさっている。“人が集まる場所”というものが見えるような空間作りをなさっています」と岡田さん。さらに、「中馬さんが特徴的なのは、映写技師の仕事をなさっているという視点から、映写室の中の物、仕事を撮られている。見ただけでは普通の人にはわからない工具やフィルムがあったりするのは、この写真家ならではだと思います」と教えてくださいました。

展示されているのがモノクロ写真なので、昔懐かしいイメージで見る方もいるかもしれませんが、中馬さんの写真は決して懐古的ではなく、2000年代に入ってからオープンしたミニシアターも撮影するなど、新旧さまざまな映画館の写真が紹介されているそう。

閉館してしまった東京の映画館の写真もあるこの展覧会は、7月10日(日)までの開催です。

【関連サイト】
「POU UP!」オフィシャルサイト
http://www.j-wave.co.jp/original/popup/

レオ様、新作映画は「映画史に永遠に残る芸術作品」(2016年04月24日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/04/post-1444.html

今泉力哉監督 映画とファッションの関係性語る(2016年01月11日)
http://www.j-wave.co.jp/blog/news/2016/01/post-1221.html

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