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日本の未来を創るベンチャー「Disruptor=創造的破壊者」が目指す世界──『ベンチャーDive!2016 Spring』レポート【1】

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リアルなサンカクイベント「ベンチャーDive!2016 Spring」が3月26日、東京・渋谷のベルサール渋谷ファーストで開催された。3回目となる今回は初めての土曜開催。晴天にも恵まれ、ベンチャーやスタートアップに関心のある人たちが多数来場した。


Fintech・シェアリングエコノミー・HR・教育のベンチャーが集結

仕事を辞めずに、成長企業の経営に触れることができるディスカッション参加サービス「サンカク」。とはいえいきなりサンカクに応募するのは敷居が高いという人も多いはず。そんな方のために、サンカクではリアルにベンチャーやスタートアップに触れられるイベント「ベンチャーDive!」を開催している。

出展企業は32社。これは過去最大の出展社数である。いずれも「Fintech」「シェアリングエコノミー」「HR・教育」という成長マーケットで活躍する注目のベンチャーばかり。しかもうれしいことに、すべての企業のCxO(業務執行の責任を担う役職の総称)、経営メンバーが参加しており、各ブースでは参加者と積極的な交流が行われた。

ベンチャーDive!の魅力は、成長企業に直接、触れられるだけではない。さまざまな切り口でのトークセッションが用意されていることだ。今回のベンチャーDive!ではベンチャー・スタートアップの第一線で活躍する方々によるトークセッションが4回行われた。

日本の未来を創るベンチャー4社の代表によるトーク

最初のトークセッションのタイトルは「日本の未来を創るベンチャー『Disruptor=創造的破壊者』が目指す世界」。登壇したのはビザスク 代表取締役の端羽英子氏、Repro 代表取締役の平田祐介氏。そしてワークスアプリケーションズの倉科賢氏がモデレータを務めた。

ビザスクはスポットコンサルティングサービスを提供。Reproはユーザーのアプリ利用動画を使ってコンバージョン率や定着率を改善するモバイルアナリティクスツールを提供している会社である。

また倉科氏が所属するワークスアプリケーションズは、世界初の人工知能型ERP「HUE」の開発・販売を行っているソフトウェアメーカーだ。簡単な自己紹介があり、各テーマに沿ってディスカッションが繰り広げられた。

最初のテーマは「事業を通じてどのような世界を実現したいか。(Disrupt:ディスラプトするのか)」。

倉科氏は「我々は、皆さんの“働き方”を変えることができる、唯一の会社。繰り返しの仕事はITに任せ、人は創造的な仕事ができるような仕組みを作っている。今の仕事のあり方やつまらないものは、徹底的にディスラプトする。個人的には仕事がゲームよりも面白くなっていくような、そんな価値観に変えていきたいと思っている」と語る。

株式会社ワークスアプリケーションズ リクルーティングDiv. ワークスグループ新卒採用企画責任者 倉科賢氏

そして端羽氏に「どういう風にディスラプトしたいか」と問いかけた。端羽氏は「日本は副業をタブー視しているが、帰社後は何をしてもいいじゃないか。そういう価値観の世界にディスラプトしたい。そして90才までお金を稼げる世界がいいなと思っている」と語る。

▲株式会社ビザスク 代表取締役 端羽 英子氏

平田氏は「日本人に対して危機感を持っている。このままいくと東京五輪以降不幸になる気がする。日本人のマインドをディスラプトしたい。そして、強い日本人を作っていきたい」と力強く語った。

▲Repro株式会社 代表取締役 平田 祐介氏

次の成長に向け働きたい仲間、チャレンジの機会とは?

2つめのテーマは「次の成長に向けどのような仲間と働きたいか」について。

この問いに対して平田氏は「当社は今、新しいファンクションを作ろうとしている。1つはアメリカに拠点を設けること。もう一つは解析とマーケティングの機能強化している。一緒に今の自分に危機感を持っていて、今の自分をディスラプトしたい人を仲間にしたいですね」と答えた。

端羽氏は「バックグランドは特に問わない。従って、プライドが高くて学べない人は向いていない。謙虚に学んで、オープンな人と一緒に仕事がしたいですね」と回答。

倉科氏は「私は採用を担当しているが、『それっておかしいですよね』『なんでそんなことをやっているんですか』というようなことを、立場に関係なく言えるような人を採用するようにしている。これまでのやり方を否定できる人を増やしていくことが、会社の文化に必要だと考えているので」と語る。

それに対して、「いつかうちの会社を卒業するかもしれないが、やんちゃな人たちを採用したいという考えは同意ですね」(端羽氏)、「どんな会社で働いていたとしても、肩書きで挨拶するような人は嫌ですね」(平田氏)と相づちを打った。

「履歴書に大学名と会社名を書くのをやめるといいのでは」(倉科氏)という話まで発展して、第3のテーマ「どのようなチャレンジの機会があるか」に移った。

端羽氏は「香港とシンガポールに拠点を持つ。ただどのようなチャレンジがあるかというと、チャレンジの機会は自分で作るものだと思う」と回答。

平田氏も「アメリカの拠点を一緒に作ろうという話はあるが、仕事は自分で作る。仕事をすること全部が成長機会。スタートアップでは普通の会社のかなりのスピードで成長していける。これは自信を持って言える」と答えた。

すでに従業員4000人を超える規模に成長したワークスアプリケーションズでは、「“チャレンジしない社員は評価されない”という制度がある。高く評価されるのは、結果の良し悪しではなく、チャレンジしているかどうか。だから、失敗を恐れず、チャレンジするしかない」と答えた。


ベンチャーで働くメリットは、成長スピードの早さ

第4のテーマは「ベンチャーで働くことのメリット」について。

平田氏は「そこら辺にダイヤモンドが転がっている感じ。ベンチャーにはチャンスしかない。自分の頭で考えることが多いので、問題解決能力が上がる。当社ではよっぽど本人が逃げない限りは面倒を見ようと思っている。人材輩出企業と言われているリクルートのように人材を輩出していきたいですね」と回答。

続いて端羽氏は「うちのビジネスチームは、みんな大きな会社から来ている人ばかり。ベンチャーで働くメリットはとにかく仕事が面白い」と答えた。

さらに平田氏は「成長しているベンチャーで働いている人たちはみんな優秀。優秀な人たちの中に入るので、自分も優秀になる」と付け加えた。

端羽氏は「ただ、何千万もの年収を払える話ではないので、そこにこだわる人は向いていないと思う」とメリットばかりではないことを指摘した。

「本気で自分を変えたいと思っている人は、ぜひ、積極的に話をしてください」(平田氏)、「まだまだ小さい組織なので、お互い相性が合うかが大事。気軽に遊びに来てほしい」(端羽氏)と呼びかけた。

倉橋氏も「世の中の働き方の価値観を変えていく。そんなことにチャレンジしてくれる人を募集しています」と会場の参加者に呼びかけ、トークセッションを締めた。

⇒ トークセッション『ユーザベースの経営で学んだこと』(5月11日(水)公開予定です)に続く

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