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第37回 “マーベル・シネマティック・ユニバース”に続け? トム・クルーズから始まる”ユニバーサル・モンスターズ・シネマティック・ユニバース”

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映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』は御覧になりましたか?
当コラムでも何度かとりあげてきましたが、
この作品は”マーベル・シネマティック・ユニバース”という世界観に属しています。

要は『アイアンマン』や『キャプテン・アメリカ』は、
映画としては独立していますが、
同じ世界観の中の出来事と設定されており、
だから両者が共演した映画が作られるわけです。

日本映画で言うと、いわゆる”東宝の怪獣映画”がそうでした。
『ゴジラ』『空の大怪獣ラドン』『モスラ』と独立した怪獣映画でしたが、
後にこれらは同じ世界観の中での出来事となって、
『三大怪獣 地球最大の決戦』という作品で、
ゴジラ・モスラ・ラドンが共演してキング・ギドラを迎え撃ちます。

さて”マーベル・シネマティック・ユニバース”の成功で、
こういうフレームで映画のシリーズ化を考える映画会社さんが出てきました。

昨年『ジュラシック・ワールド』を大ヒットさせたユニバーサル映画です。
ユニバーサル映画は
『ET』や『バック・トゥ・ザ・フューチャー』『ジョーズ』等
映画史に残る名作を世に送りだしていますが、
この会社を有名にしたのは、1930年代から50年代にかけて、
多くの怪奇映画(かつて日本ではホラー映画のことをこう呼んでいました)を作っていたことです。

ユニバーサルの怪奇映画は
『魔人ドラキュラ』『フランケンシュタイン』『倫敦の人狼』『狼男の殺人』『ミイラ再生』『透明人間』『大アマゾンの半魚人』
というような作品群であり、
このタイトルからもわかるように、モンスターを扱っていました。

僕らが今でも思い浮かべる”フランケンシュタインの怪物”や
“半魚人””ミイラ男”のイメージはこれらの映画から生まれたわけです。

だからこれらを称して
“ユニバーサル・モンスターズ”(ユニバーサル・クラシック・モンスターズ)
と言ったりします。

日本に東宝の怪獣軍団があり、
アメリカにはユニバーサル・モンスターズ軍団がいる、、わけです(笑)
ここで誤解のないように言っておきますが、
フランケンシュタインやドラキュラ、人狼自体は
“ユニバーサルの発明”ではないので他の映画会社も作っています。
ただやはり本家感という意味で”ユニバーサル・モンスターズ”なのです。

ユニバーサルは過去何度かこの自社のスターたちをリメイクしてきました。
79年の『ドラキュラ』(フランク・ランジェラ版・・ゲイリー・オールドマン版じゃないです)
99年の『ハムナプトラ』(シリーズ化されましたね。実はこれ『ミイラ再生』のリメイク!)
04年の『ヴァン・ヘルシング』(ヒュー・ジャックマンがモンスターハンターを演じる。このキャラはもともとドラキュラと戦う教授)
10年の『ウルフマン』(デル・トロ出演。作品の評価はいまいちでしたが、僕はすごく好きなモンスター映画!)
14年の『ドラキュラZERO』
です。

こうした単発的な動きをいったんリセットして
17年6月9日、『ミイラ再生』をなんとトム・クルーズ出演でリメイクした『The Mummy』を公開!
(監督はトム・クルーズ出演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の脚本を担当したアレックス・カーツマン)
これを皮切りに
『狼男』『ヴァン・ヘルシング』『大アマゾンの半魚人』『フランケンシュタインの花嫁』『透明人間』
のリメイク版を公開していきます。
この作品のどれが来るかわかりませんが、
18年4月13日と19年2月15日に、
上記いずれかユニバーサル・モンスター映画の新作が公開されるそうです。

そしてこれらの映画は”同じ世界観”の中の出来事として描かれるらしく、
つまり”ユニバーサル・モンスターズ・シネマティック・ユニバース”が展開されるわけです。
一説によると”14年の『ドラキュラZERO』”から
“ユニバーサル・モンスターズ・シネマティック・ユニバース”が
始まっているらしいのですが。

実は、トム・クルーズ版『ミイラ再生』にラッセル・クロウも出演。
彼の役はジキル博士(『ジキル博士とハイド氏』という怪奇映画のクラシックもあります。ちなみにこれはユニバーサル映画ではないですが)
とのこと。
またこの映画は現代が舞台らしいので、
21世紀の世界に同時多発的にユニバーサル・モンスターズが蘇る!?

また一つ大きな楽しみがうまれました。

ちなみに『大アマゾンの半魚人』は僕の最も好きなモンスターの一つ。
噂ではスカーレット<ブラック・ウィドウ>ヨハンソンがヒロインでリメイクとのこと!
本当なら鼻血ものでうれしいのです!!

(文/杉山すぴ豊)

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