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英語が通じなくてよかった3つの出会い

英語が通じなくてよかった3つの出会い

旅をする上で「言葉が通じなかったらどうしよう」って不安ですよね。長期旅行から帰国して、「言葉が通じなくても旅って出来るの?」とよく聞かれます。

それくらい皆さんのイメージの中に、旅をする=高いレベルの語学力が必要というイメージがついているようです。

 

私は英語圏で3年生活をしていたので英語に不自由はありませんでしたが、旅をした多くの場所は英語すら通じない国がたくさんありました。

そのような国々で、言葉が通じなかったからこそ体験できた温かい出会いがありました。言葉が通じなくても、コミュニケーションって取れるんです!

 

ボスニアで出会った、日本を知らない青年

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ヨーロッパのボスニア・ヘルツェゴビナに行った時のこと。首都のサラエボにバスで到着すると、標識は全てアルファベットでもない謎の文字でした。

あらかじめ調べていた宿に行くためにバスに乗ることは分かっていたのですが、どのバスも表示が読めず、周りのおばちゃん達に話しかけるも英語が全く通じず。

 

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ぱっと隣を見ると強面の10代の男の子が立っていました。恐る恐る話しかけてみると、かろうじて英単語が通じた彼は、周りのおばちゃんと私の通訳を必死にやってくれて、私と同じバスに乗ってきました。

そして10分ほどの車内で片言の会話をし、私の降りるバス停で彼も降りてきました。近所なのかと聞くと、実は私の為に同じバスに乗り、一緒に降りてくれていたのです。

 

そして私を宿の入口まで見送ると、さっと手を振り帰っていきました。

海外にも行ったことがない、日本がどこにあるかも分からない、片言の英語で話す彼との会話はとても温かく心に残りました。

 

“怖い”コロンビアの優しいおばちゃん達

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私にとって初めての南米はコロンビアからでした。

コロンビアという国に”怖い”という先入観を持っていた私は、ボゴタの空港に着くなり、言葉も通じないことに更にビクビク。

 

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予約していた宿からのメールで、そのエリアへは「〇番乗り場から黒いバスに乗ってください」と言われていたのですが、何種類か行先のある黒いバスに驚きを隠せませんでした。

すると近くにいたおばちゃん2人組がスペイン語で話しかけてきました。住所を見せると、2人は自分達の乗るバスを見送ってまで私についていてくれて、全然分からなかったけど色々話しかけてくれました。

 

両替したてで大きいお札しか持っていないと分かると、自分達の持ってるお札を見せて「おつりはコレとコレをもらうのよ」みたいなことを教えてくれました。

私の乗るバスが来ると、ドライバーに私のことを説明してくれて、もう1人は私の荷物を持ってバスの席を確保。そして満面の笑みで見送ってくれました。

もしスペイン語が分かっていたら、乗るバスを聞いてすぐバイバイしていたであろう2人のおばちゃんは、この後も経験するコロンビア人の親切心の代表的な存在になりました。

 

ウィンクで見送ってくれた、モロッコの警備員さん

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